コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都12R/1000万下】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+71+61=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のダイシンバルカン。京都芝1200mは3走前に経験していて、0.5秒差の5着と、コースとの相性はまずまず。前走は好スタートからハナを切ったが、本来は番手での競馬を得意としている馬。今回は大外枠に入ったので、行きたい馬を先に行かせて2、3番手に控える理想のカタチになりそうだ。近走の惜しい内容を考えると、今回も上位争いに加わってくるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のキャンディバローズを推す。2歳時にはG3のファンタジーSを制していて、昨年のヴィクトリアマイルを勝利したアドマイヤリードにも先着している逸材。このクラスに甘んじるレベルの馬ではないはずだ。近4走は12,5,5,10着と見栄えの悪い成績だが、最大着差は0.5秒と僅差の競馬が多い。イメージほど負けていないので、巻き返しに注意が必要だ。

 最後はコンピ8位(52)のウインソワレ。ハナを切れればしぶとく粘って、押し切る力を持っている馬。今回は有力どころが中団待機から脚を伸ばすタイプばかりで、先行する馬はやや手薄な印象。スンナリ行けるチャンス大だ。今回騎乗の菱田裕二騎手とは好相性で、4走前には逃げて連対した実績のあるコンビ。その成功体験を踏まえた騎乗で、しぶとい粘り込みを期待したい。

 今回は(1)(10)(16)の単勝を狙う。馬連なら(8)-(1)(10)(16)の3点。