コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は78+66+63=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(55)のスマートルビー。七夕賞2着など、芝の中距離重賞で活躍したステラウインドを全兄に持つ良血馬だ。デビュー3戦目で未勝利を卒業後、500万条件を挟んで秋華賞トライアルの紫苑Sに挑戦。そこで敗れはしたものの、ヴィブロスやパールコードと互角に戦った実力の持ち主だ。ここは休養前に勝っているクラスで、11カ月ぶりのレースでも能力だけで押し切れるはずだ。

 続いてコンピ7位(54)のイチダイを推す。4走前には当該クラスを勝ち上がっている実績馬。降級した2走前のレースでは、直線で前が狭くなる不利がありながら0.4秒差の6着と惜しい競馬だった。前走は水しぶきが上がる不良馬場で2秒差の7着に敗れたが、勝ち馬の独走と馬場適性の問題で参考外とみて良いだろう。人気を落としそうな今回は、狙い目の存在だ。

 最後はコンピ8位(53)のクラウンディバイダ。2走前までは3,2,3着と逃げて上位争いを演じてきたが、前走は内枠からのスタートで後手に回り、逃げることができず11着に大敗。しかし大敗と激走を繰り返すのは逃げ馬の宿命、気にする必要なない。今回は同型馬がいないので、楽に行ければ上位争いに食い込んでくるだろう。

 今回は(5)(8)(12)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(5)(8)(12)の3点。