テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山11R/マーチS】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+73+60=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から一番期待できそうなのは、コンピ4位(57)のケンシンコウ。3歳時には出世レースであるレパードSで勝利。その期待に応えて、当該コースで行われる昨年のマーチSでは2着に入っている。当馬が本領を発揮するのは、やはり重馬場や不良馬場。土曜日の時点で中山ダートは不良馬場で、スタートを決めて前めで運べれば、そのまま押し切れるはずだ。

続いてコンピ5位(56)のヴァルツァーシャルを推す。安定感のある馬で、キャリア10戦すべて4着以内という成績。デビューから一貫して東京のダートを使ってきたが、昨年初めて中山に参戦していきなり1着。前走は昇級初戦と休み明けながら1番人気に支持され、クビ差2着と及第点の競馬だった。実力馬が斤量を背負う中、56キロで出られるのは大きく、十分一発を狙える。

最後はコンピ6位(55)のサンライズホープ。ムラがあるタイプだが、ハマった時の強さは強烈で、すでに重賞を2勝。前走の東京大賞典でも、G1級の馬たちを相手に奇襲を仕掛けて4着に好走。道中でポジションを上げて勝利したみやこS以降、大舞台での安定感が増した印象だ。重いハンデで人気が落ちるのであれば、妙味は十分だろう。

馬連で(5)(10)(16)−(2)(3)(4)(5)(6)(9)(10)(13)(14)(15)(16)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1〜2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。