6・9東京ダービー 船橋勢の層が厚い

4日の日刊スポーツ賞東京湾Cをもって6月9日大井の東京ダービー(S1、2000メートル)のすべてのトライアルが終了した。優先出走権を獲得したのはクラシックトライアル1着のワールドリング(牡、張田)、クラウンC1着のジョエル(牡、張田)、羽田盃5着以内のトランセンデンス(牡、小久保)、アランバローズ(牡、林正)、ランリョウオー(牡、小久保)、チサット(牡、佐宗)、セイカメテオポリス(牡、渡辺和)、東京ダービートライアル1着のトーセンクロード(牡、橋本)、東京湾C2着以内のギガキング(牡、稲益)、ギャルダル(牡、川島正)。残念ながらランリョウオーが戦線離脱とのことだが、ダブって権利を獲得した馬はなく、きっちり10頭が枠を埋めた。そのうち7頭が南関東デビューというメンバー。3頭は北海道デビューだ。

所属別では船橋5頭、浦和2頭、小林2頭、大井1頭。昨年は8頭が優先出走権を獲得して船橋2頭、浦和2頭、大井2頭(うち認定厩舎1頭)、川崎2頭という内訳。今年の船橋勢は層が厚いということか。本番まで約1カ月。勢力図をじっくり検討しておこう。【牛山基康】