南関勢の活躍で幕を開けたJDD

重賞ウイナーのメモリアルレースが組まれている。今開催は8日10Rのオリオンザサンクス賞。99年に行われた第1回ジャパンダートダービーの覇者だ。

大井に移籍して羽田盃、東京ダービーを制したホッカイドウ競馬出身の希代の快速馬。早田秀治騎手を背に大逃げで粘り切り、1番人気に応えた。中央勢3頭は2番人気タイキヘラクレスの4着が最高だった。前年まで統一G2として行われた秋のスーパーダートダービーが南関東限定のスーパーチャンピオンシップに替わり、新たに3歳ダート最高峰として創設。ジャパンダートダービーは南関東勢の活躍で幕を開けた。

ちなみに早田秀治騎手は東京ダービー2勝、アラブダービー2勝。大井の3つのダービーを制した唯一の現役騎手(ほかに引退した石崎隆之騎手、スーパーダートダービー時代に高橋三郎騎手)だ。今後これに並ぶことができるのは、もう行われることのないアラブダービー(96年を最後に廃止)を3勝した的場文男騎手だけ(ほかの2つは未勝利)。今年のジャパンダートダービーには騎乗馬がないが、2人が現役というのはオールドファンにとってはうれしい。【牛山基康】