タガノパッション驚異の成長力、オークスでも侮れない/スイートピーS

☆タガノパッション(日曜東京11R・スイートピーS1着)

初めてスタートを五分に出た。3戦目でタイミングが合ってきたのだろう。その分、レース運びが楽になって、しっかり折り合いもついていた。直線は抜け出してから少し内にもたれたが、これは苦しがっていたのではなく、余裕がある証拠。先頭に立ったラスト1ハロンを11秒8で駆け抜け2着に2馬身差は強い。3月20日のデビューからわずか1カ月半でリステッド競走勝ち。驚異の成長力を見せている。心肺機能が強く、距離は延びても問題ない。相手が強くなればさらにいいパフォーマンスを発揮できるタイプ。オークスでも侮れない。

☆スワーヴエルメ(土曜東京11R・青葉賞5着)

初めての2400メートルだが、リズム良く走っていた。直線で仕掛けた時の反応が鈍く、いったんは8着モンテディオに前へ出られたが、ゴール前盛り返して入着を果たした。柴田善騎手が「まだ左右のバランスが整っていない」というように成長途上だが、この状態でワンダフルタウンと0秒2差の勝負ができるのだから、ポテンシャルは高い。現状はゆったり走れる2000~2400メートル向き。本格化するのは先だろうが、馬体に実が入ってくれば、もっと切れる脚が使える。1勝クラス卒業は時間の問題だ。

☆ゲンパチフォルツァ(日曜阪神10R・端午S4着)

逃げたデュアリストの前半3ハロン33秒5、1000メートル通過57秒3のハイペースに戸惑っていた。スタートは五分に出るも徐々にポジションを下げて3角では10番手前後。内枠ということもあり、砂をもろにかぶって進みも良くなかった。普通なら惨敗のケースだが、直線は馬群を縫うように伸びて4着まで盛り返した。なかなかいい勝負根性をしている。馬券圏内(3着以内)には届かなかったが、厳しい競馬を経験したことが、今後に生きるはず。距離は1400メートルがベストだ。

東京11R、スイートピーSを制したタガノパッションと岩田望騎手(2021年5月2日撮影)
東京11R、スイートピーSを制したタガノパッションと岩田望騎手(2021年5月2日撮影)