強気の先行!ホウオウアマゾン狙う/東京新聞杯

【東京11R・東京新聞杯】

◎(13)ホウオウアマゾン

○(6)ファインルージュ

▲(9)カラテ

JRAの重賞139レースで最も多く組まれているのが東京芝1600メートル戦で8レース(G1=3、G2=1、G3=4)あります。次いで6レースが阪神芝1600メートル(G1=3、G2=2、G3=1)と中山芝2000メートル(G1=2、G2=1、G3=3)で5レースが京都芝1600メートル(G1=1、G2=2、G3=2)と中山芝1600メートル(G2=1、G3=4)となっています。

距離別でもダートを含めて1600メートル戦が最も多く30レース。次が2000メートルで25、1800メートルが18、1200メートルが13、1400メートルが10、2200メートルと2400メートルが7ずつ、2500メートルが4、3000メートルが2、残りは1ずつで(1000メートル、1900メートル、3200メートル、3400メートル、3600メートル)と障害が10レース組まれています。

400メートルごとの根幹距離の中でも特に基幹距離と言われるマイル戦が最も多いというのは必然だと思います。東京新聞杯は東京杯として創設当初は芝2400メートルでした。その後芝2000メートルとなり38年前から1600メートルになりました。過去71回中、中山競馬場での開催は7回、ダート変更での開催が3回ありました。

今年の東京新聞杯のメンバーを見渡すと逃げ先行型が少ないように見えます。トーラスジェミニ、ディアンドル、◎ホウオウアマゾンの3頭以外は決め手を生かしたい馬ばかり。◎ホウオウアマゾンの矢作調教師は逃げにはこだわらないとコメントしていますが、先行力があるのはどう見ても有利でしょう。父は暑さに弱く冬場に強い産駒が多いキングカメハメハ、母はヴィクトリアマイルでブエナビスタの首差2着だったヒカルアマランサスと東京芝1600メートルに向く血を継いでいるはずです。13番枠でも上がり勝負にならないように強気に乗れば押し切れるとみています。

○ファインルージュは重賞2勝。G1・2着、3着もあって崩れたのはオークス11着のみ。ここは1番人気になりそうで、今季重賞で全く不振続きのルメール騎手でも消すのは難しいと判断しました。ただ目標は先でしょうし展開面も考慮して2着3着付けにします。

昨年の勝ち馬▲カラテは前走ニューイヤーSでは58キロを背負って豪快な差し切り。1キロ減の57キロは有利で連覇の期待も掛かりますが、木曜の紙面にあったように8頭挑んでクラレントの3着以外は全て着外という点と、やはり展開面で2着3着付けにしたいと思います。

他では東京得意のアオイクレアトールとイルーシヴパンサーですが、G1好走馬もいるここではまだ苦しいと判断しました。

馬連(13)-(6)(9)

3連複(6)(9)(13)

3連単(13)(6)(9)、(13)(9)(6)

計5点×2000円=1万円

【中京11R・きさらぎ賞】

◎(8)セルケト

○(3)ダンテスヴュー

▲(2)マテンロウレオ

きさらぎ賞は私が競馬をテレビで見始めた頃は中京芝1800メートルで行われていました。初めて見たのはリュウキコウが内を一気に追い込んだ1977年のレースで「内からスルスルと」という吉村功アナウンサーのフレーズはおなじみとなっていました。

現在の中京競馬場には芝1800メートルの設定はありませんが、懐かしい思い出だけはよみがえって来ます。中京開催は今週でいったん終了。最終週だけにイン差し馬場ではないでしょうが外一気も難しそうな馬場です。

逃げるのは最内を引いたエアアネモイか大外のメイショウゲキリンと思われます。兄3頭がみんな活躍しているエアアネモイの新馬戦は確かに圧勝でしたが、対戦相手はかなり弱く、その後好走したのはダートで勝ち上がったケイアイスペースだけではそうも信用出来ないとみます。

○ダンテスヴューも兄8頭、姉3頭が全て勝ち上がっている優秀な血を持っていて、特にきさらぎ賞2着馬が2頭いるだけに、ここは人気でも軽視は難しいでしょう。

▲マテンロウレオはホープフルSで本命視した馬ですが前走は脚を計っただけのようにも見えました。今回は勝ちに行く競馬でどのくらいの脚を使えるかでしょう。

◎セルケトは未勝利戦の勝ちっぷりが良く、血統的にもヴェロックスの半妹と筋が通っています。唯一の牝馬で切れ勝負なら54キロが生きるとみました。まだ重賞勝ちがない岩田望騎手に乗り替わって人気が下がるなら好都合だと考えることも可能でしょう。ただ3頭ボックスで買うことにします。

馬連(8)(3)(2)BOX

3連複(2)(3)(8)

3連単(8)(3)(2)BOX計10点×1000円=1万円

(2レーストータル2万円。先週までマイナス10万円)