◎エフフォーリア>▲コントレイル/天皇賞・秋

<菊花賞◎○ズバリ馬連24・2倍×3000円>

【東京11R・天皇賞・秋】

◎(5)エフフォーリア

〇(9)グランアレグリア

▲(1)コントレイル

2000メートルの天皇賞・秋と言えば藤沢和雄厩舎にとって最も得意なG1レース。過去28戦して6勝、2着4回、3着2回という好成績を収めています。

1~3番人気になった7回では【5・2・0・0】と連を外しておらず、ラストチャンスの今年も人気馬で出走するのですから期待が高まります。藤沢師は史上2人目となったJRA1500勝を達成して建立された美浦トレセンの記念碑に「1勝より一生」と刻みました。目先の勝利を優先せず長い目で馬の一生を大切にする姿勢は現在では受け入れられつつありますが、当初は異端視されるものでした。とにかく無理はしない、調教では強く追わない。これで結果を出して調教の概念さえも変えさせた革命的な人物と言っても過言ではないでしょう。残りは正味4カ月くらいですが、2歳馬も数多く入厩していて活躍馬はまだまだ出そうです。

〇グランアレグリアはG1・5勝。2000メートル戦は大阪杯4着のみですが、道悪に苦しみながら3着。▲コントレイルとは首差しかありませんでした。2歳時は折り合いに苦労して失速気味になることもありましたが、現在はスローペースの方が牝馬特有の切れ味を発揮出来るので2000メートルの距離そのものは問題ないとみます。ディープインパクト産駒にとって天皇賞・秋は1勝、2着7回、3着1回と勝ち切れないことが多く、ルメール騎手もこの秋G1では3戦全て2着なので2番手評価ですが、牝馬は宝塚記念3連覇中、大阪杯、有馬記念、天皇賞・秋も2連勝中と活躍はとどまることを知らないだけに本命と同格の対抗にします。

◎エフフォーリアと▲コントレイルの比較をしますと、皐月賞の時計は共にやや重で2分0秒6と2分0秒7とほぼ互角。ただダービーでは2分22秒5と2分24秒1と1秒6秒もの差がついています。前半1000メートルは1分0秒3と1分1秒7、上がり3ハロンは33秒9と34秒3。◎エフフォーリアの方が1秒4速いペースにもかかわらず上がりが0秒4速いです。当日の馬場差はもちろんあるのでしょうが、一番比較しやすい目黒記念でみると2分32秒8(今年)と2分29秒6(昨年)、今年がとてつもないスローペースでわかりづらいですが、昨年の勝ちタイムは歴代2位タイという好時計なので馬場差があったかどうかは微妙です。前週のオークスの比較では2分24秒5(今年)2分24秒4(昨年)、翌週の安田記念の比較では1分31秒7(今年)、1分31秒6(昨年)ですので▲コントレイルの時計のみに疑問符が付きます。3歳世代と4歳世代のレベルの差がもしかしたらあって、層の薄さゆえの牡馬牝馬3冠達成と考えれば納得出来る答えかもしれません。今回56キロと58キロという負担重量の差も考慮して、▲コントレイルは3着に固定したいと思います。

馬単(5)=(9)

3連複(1)(5)(9)

3連単(5)(9)(1)、(9)(5)(1)

計5点×3000円=1万5000円

【阪神11R・カシオペアS】

◎(9)リプレーザ

〇(11)アドマイヤビルゴ

▲(7)レッドガラン

阪神の外回り1800メートルを得意にしているのが▲レッドガランで【3・0・0・1】、持ち時計の1分44秒8もNO・1です。唯一の着外は休み明けで0秒3差7着ですし、阪神1600メートルも【1・0・2・1】なのでここは3着に固定して買いたいと思います。

◎リプレーザは全【3・1・2・1】。まだ底を見せておらず芝も【1・0・1・0】と崩れたことはありません。3走前阪神芝1200メートルで大外から差し切った脚は上がり32秒9と強烈だっただけに、この相手でも54キロなら通用するとみます。

〇アドマイヤビルゴは阪神外回りは初めてですが、内回り2000メートルでは若葉SとアンドロメダSを勝っていて阪神コースは走ります。ここは先行型がそうそろっているわけではないので好位に付けられる脚質は有利でしょう。

馬単(9)=(11)

3連複(7)(9)(11)

3連単(9)(11)(7)、(11)(9)(7)

計5点×1000円=5000円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス25万9100円、回収率76・4%)