51キロ&14番枠は絶好◎オールアットワンス/アイビスSD
【新潟11R・アイビスサマーダッシュ】
◎(14)オールアットワンス
〇(6)モントライゼ
▲(12)ライオンボス
新潟競馬場名物、直線1000メートルで行われるアイビスサマーダッシュですが、トラックバイアスがあまりにも強烈で好きなレースとは言い難いです。ただ苦手な中山ダート1200メートルと違う点は、外枠有利が圧倒的なため予想そのものは立てやすく、結果も納得出来ることが多い感じがします。
このレースは予想する上で重要な展開のバリエーションが少ないという特徴があります。必勝パターンは外枠からダッシュを利かせて外ラチ沿いを確保し、残り400メートルまではペースを上げず息を入れて最後突き放すですが、内枠からでも圧倒的なダッシュ力があれば可能性がないわけでもないです。ただ新潟の芝コースはJRAの競馬場全10場の中で最も幅員が狭く最大25メートルしかありません。そこにフルゲート18頭がひしめくとしたら、内から外に出すのがどれだけ難しいことか想像出来るでしょう。さらに差し追い込みも外からでないと決まりにくく、馬群をさばく根性と騎手の手腕が問われます。
今年は福島の代替分として4週多く、春に7週開催したため芝の状態が懸念されていましたが、張り替え作業は完了して良好な状態になっているようです。
◎オールアットワンスは14番枠を引いて、しかも3歳牝馬ということで51キロで出走できるのが断然有利です。
負担重量はテンのダッシュとしまい競り合った時に効いて来ることが多いので、ここは持ってこいの条件と言えるでしょう。母シュプリームギフトはディープインパクト産駒の快速牝馬で、函館SS2着ほか重賞での活躍もあった馬でした、母の兄弟にはべステゲシェンクやロワアブソリュー、デアレガーロなどがいて、どの馬も短距離で活躍しました。
〇モントライゼは1000メートルは少し忙しい可能性もある血統ですが、先行しても差してもそうは崩れないところが持ち味で、53キロがやはり大きいと言えます。6番枠でもまれると前走のようなことも考えられますが、ここはスピードで見劣る馬も多いので内枠でも大丈夫とみます。
▲ライオンボスは一昨年の覇者で昨年は頭差2着でした。1000メートルのみ6勝していますが、芝では千直【4・2・0・1】と、この条件しか走りません。唯一9着に敗れた前走韋駄天Sは最終日で馬場が悪く、しかも2番目に軽い馬より4キロ重い58キロがこたえたものでしょう。開幕週の馬場で57キロ、しかも一昨年(13番)と昨年(11番)の間の12番枠なら崩れないとみました。
韋駄天Sで14番人気で6番枠から外に出して差し切ったタマモメイトウは、53キロのハンデと上がりがかかる馬場が向いたものとみて、今回は軽視しました。
馬連(14)-(6)(12)
3連複(6)(12)(14)
3連単(14)(6)(12)、(14)(12)(6)
計5点×2000円=1万円
【函館11R・UHB杯】
◎(1)ゼノヴァース
〇(9)ハギノリュクス
▲(14)ボンオムトゥック
函館競馬場も新潟同様好天で、ダートはパサパサ、時計のかかる馬場状態のようです。
UHB杯は3勝クラスのハンデ戦ですが、55キロ◎ゼノヴァースの力が抜けているとみて本命視しました。今週はルメール騎手が夏休みで団野騎手が騎乗しますが、昨年の札幌1勝クラスを勝った時が団野騎手で、2着に2秒差をつけて圧勝しています。当日の2勝クラスの特別戦が1分45秒7だったのに対し1分44秒3ですから、大差がついたのも仕方がなかったですが、その2勝クラスにはここにも出走しているペイシャキュウがいて3着でした。もまれ弱いのは確かでしょうが、早めのマクリがかなえば1着固定出来ると思います。
〇ハギノリュクスは牝馬だけに実質トップハンデの55キロはきついですが、この馬も昨年函館で未勝利勝ちの際、2着に2秒7もの差をつけて大差勝ちしています(未勝利戦なのに2勝クラス特別より0秒7速かったです)。前走はプラス32キロと大幅馬体増が功を奏し、今回も馬体を維持出来れば崩れることは考えづらいです。
▲ボンオムトゥックは初めてのダート戦ですが、クロフネ産駒だけに適性はありそう。元々アーリントンC4着、NHKマイルC9着など重賞で走っていた馬で、52キロのハンデなら狙い目はあるでしょう。ダートでの追い切りの動きも良かったですし、前走五稜郭S7番人気4着に復調を感じました。
馬連(1)-(9)(14)
3連複(1)(9)(14)
3連単(1)(9)(14)、(1)(14)(9)
計5点×2000円=1万円
2レートータル2万円
(先週までマイナス15万2900円)