池添の策に期待して◎ダノンプレミアム/安田記念

【東京11R・安田記念】

◎(6)ダノンプレミアム

〇(5)グランアレグリア

▲(13)シュネルマイスター

☆(8)インディチャンプ

「男なら負けると分かっていても戦わなければならない時がある」。松本零士の銀河鉄道999の中でのキャプテン・ハーロックの言葉ですが、現在では男ならの部分は変更を余儀なくされそうです。これには元ネタがあるようで、福沢諭吉が「人間は負けると分かっていても戦わねばならない時がある。だから勝っても負けても男子は男子なり、勝負をもって人物を評することなかれ」と言っています。

勝負は時の運、勝ち負けが全てではないという意味でしょうが、馬券の勝負では勝ち負けだけが全てだとは思います。それでも矛盾するようですが負けると分かっていても買いたい馬もいます。昨年もそして秋の天皇賞でもそうでしたが、私にとっては◎ダノンプレミアムがそんな存在です。

一昨年の安田記念で16着に負けるまでは7戦6勝、ダービー6着以外は完璧な成績でした。特に朝日杯FSの圧勝は、2~5着の馬が全て後にG1を勝つというハイレベルの相手を寄せ付けませんでした。ただ現状は追っての味がなく切れ負けするレースが続いています。昨年の天皇賞・秋、初ブリンカーを装着してかなり離して逃げましたが1000メートルは1分0秒5のスローペースでした。34秒0秒で上がりましたが、勝ったアーモンドアイは33秒1、2着フィエールマンは32秒7、3着クロノジェネシスは32秒8だったのでいかにも失速したように見えました。ハイでもスローでも34秒0くらいでしか上がれないと考えれば、5ハロン56秒5くらいで行けば1分30秒5というレコードタイムと同じで走れることになります。

3年前と一昨年連続2着だったアエロリットは、その前走ヴィクトリアマイルでは4着、5着でした。それがもっと強い相手の安田記念では2着。牝馬相手では切れ負けしていただけに思い切った逃げで活路を開きました。今回池添騎手が初めて手綱を握りますが、〇グランアレグリアの強さを知っているだけに、負かす作戦も考えつく可能性はあるのではと期待します。

〇グランアレグリアは昨年2着のアーモンドアイと酷似した存在で、ひづめを痛がったなどは出て来る以上問題なしとみますが、もともとゆったりしたローテーションで良績を残しているのもアーモンドアイそっくりで、反動の懸念が全くないとは言い切れないと思います。

▲シュネルマイスターはギリギリだった前走の勝ちっぷりから相手強化のここでは足りないとみることも出来ますが、57キロから54キロになるのが魅力的で横山武騎手ともども応援したい存在です。

☆インディチャンプは国内のG1では【2・1・2・0】と崩れたことがなく、東京コース【2・0・2・0】、1600メートル【7・2・1・3】では消すのは無謀だとみます。その代わりと言ってはなんですが、サリオスは現状ではマイルは少し忙しいように思え軽視しました。

馬連(5)(6)

馬単(6)(5)

3連複(5)(6)-(13)(8)

3連単(6)→(5)→(13)(8)、(5)→(6)→(13)(8)

計8点×2000円=1万6000円

【中京11R・高山S】

◎(8)フライライクバード

〇(13)エヒト

▲(5)トーセングラン

☆(4)シルヴェリオ

◎フライライクバードはとにかく人気になる馬で、ここまでキャリア10戦中9回が1番人気、唯一の重賞挑戦だった青葉賞のみが2番人気でした。ここも断然の1番人気確実でしょうが、4走前アリストテレスと0秒1差、2走前が1秒1差圧勝と、同じ中京でしかもこの相手では負ける要素を見いだすのは難しいです。逃げたい馬が内からシャフトオブライト、ニホンピロスクーロ、シャイニーゲールと3頭いて展開が向きそうなのが〇エヒトで、2000メートルは少し忙しい印象もありますが差し脚は堅実です。

▲トーセングランは屈腱炎明けで1年ぶりですが、素質はここに入っても上位のモノがあります。

☆シルヴェリオは良血ですが乗り方には注文が付くタイプ。早めに動かず直線だけの競馬をした前走と同じ騎手だけに、展開が味方になりそうです。

馬連(8)(13)

3連複(8)(13)-(5)(4)

3連単(8)→(13)→(5)(4)

計5点×800円=4000円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス9万3500円)