クロスライセンス「いいスピードがありそう」エフフォーリアに続く大物期待/鹿戸雄一厩舎

「POG2022 厩舎別注目馬」の最終第7弾は、エフフォーリアを管理する美浦・鹿戸雄一厩舎を取り上げる。

鹿戸厩舎からはエフフォーリアに続く大物登場が期待される。ライツオブキングス(牡、母マキシマムドパリ)は同じエピファネイア産駒。7日に美浦へ入厩した。「立派な馬体をしているし、牧場(社台ファーム)でかなり評価されている馬。血統的にも楽しみにしていますよ」と鹿戸師。

クロスライセンス(牡、父キズナ、母トップライセンス)は近親に17年ダービー2着、古馬になって大阪杯、ジャパンCを制したスワーヴリチャードがいる。「いいスピードがありそう」。新種牡馬の産駒タカシ(父マインドユアビスケッツ、母ノーブルソニック)は三木正浩氏の所有。「ゴツい馬体をしています」。

牝馬はエフフォーリアの半妹ペリファーニア(父モーリス、母ケイティーズハート)が入厩予定。パンモッレの20は昨年11月に英国のセリで落札され、その後ニューマーケットのヴァリアン厩舎で育成されてから4月に来日した。フランケル産駒で近親にキングマン(シュネルマイスターの父)がいる。「世界的な良血馬で楽しみ」と期待する。【木南友輔】

鹿戸厩舎のクロスライセンス
鹿戸厩舎のクロスライセンス
鹿戸厩舎入厩予定の本紙注目2歳馬
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