ジュエラーの20、母は桜花賞制覇、厩舎ゆかりの良血/藤岡厩舎

藤岡厩舎は今年の牝馬クラシック初戦・桜花賞にアルーリングウェイ(8着)を送り出した。

今年の2歳馬でまず注目はジュエラーの20(牡、父ロードカナロア)だろう。藤岡師が管理した母は16年の桜花賞馬。厩舎ゆかりの良血だ。

1歳上の半兄ヴェールランスはエリカ賞で2着に入っている。師は「キタサンブラック産駒の兄とはタイプが違う。筋肉質でいい馬。お母さんは父(の特長)を出すような感じはする。距離は長くないかなという感じ。デビューは秋ぐらいかな」と期待する。

ガラディナーの20(22年3月23日撮影)
ガラディナーの20(22年3月23日撮影)

ガラディナーの20(牝、父ミッキーロケット)は「スピードタイプで早めに勝ち上がって、みたいなイメージ。牝馬というのもあるけど軽そうで、スピードは絶対にあると感じている。デビューは6月からいけそうな感じ」と早期の活躍を見込む。ガリレオオールウェイズの20(牡、父ロードカナロア、馬名予定カナオールウェイズ)は「大物感という意味ではこれかな。めちゃめちゃいい馬。馬格もあるし、バランスもいい。始動は秋のイメージ」と力を込める。【奥田隼人】