アーモンドアイ1着固定/安田記念

日本ダービーは意外な結果となった。競馬に絶対はないということが良くわかるレースだ。

あの3連単を買える人に私はなりたい。

しかし、絶対に勝つのではないか・・・と思うほどに強い馬は、やはりいる。

今、私は京都行きの新幹線の中でこの文章を書いている。

隣のサラリーマンが信じられないほど豪華な駅弁を食べ始めたせいで、気が散って仕方がない。

なんでステーキの横にエビフライまで乗っているのか、さらにグラタンまで付いている。何かの間違いでひと口くれないだろうか。

今週の日曜日に開催される安田記念の出走馬を眺めてみると、ずいぶんと豪華だ。

言わずもがな牝馬三冠、ジャパンCにドバイシーマCまで勝ってしまった最強牝馬アーモンドアイ、昨年の勝ち馬モズアスコット、マイルCS王者ペルシアンナイトと、ステルヴィオ。NHKマイルCの勝ち馬ケイアイノーテック。そしてマイルでは負け知らずのダノンプレミアム。

私の本命は(14)アーモンドアイだ。

これだけの有力馬の中から、対抗が出ないほどにこの馬は強い。

56Kgという斤量、鞍上のルメール騎手、どの距離もこなす差し脚に、調教の良さ。

何が起こるかわからないのが競馬。1600mという距離ならなおさらである。しかし、アーモンドアイは私が個人的にずっと応援してきた馬でもある。本当は凱旋門賞を獲ってきてほしかった。

しかし日本で走るとなったからには、やはり勝ってほしい。希望を込めての◎である。

以下が2着以降を想定している有力馬だ。

(1)ケイアイノーテック。差し馬有利のこのレース、前走の上り、調教時計ともに良いこの馬は有利と言える。

(7)モズアスコットは、昨年の優勝馬なだけではなく、調教の良さが段違いだ。昨年のルメール騎手と同じ競馬ができれば馬券圏内は期待できる。

(8)ステルヴィオ、アーモンドアイと同じロードカナロア産駒である。マイルCSで才能を開花させ、マイラーとしての優秀さを見せつけた。

(10)フィアーノロマーノ、前走のダービー卿チャレンジでは、レベルの高いレースで見事勝ちをもぎとった。先行馬となると、やはりダノンプレミアムが気になるところだが、レース展開次第では馬券圏内も。

(12)ロードクエストは今回の穴馬だろう。前走は不利な状況からも上がり33秒0と、力のあるところを見せた。今レース、石川騎手への乗り替わりでいい方向に転べば。

(13)ペルシアンナイト、最後までアーモンドアイの対抗とするか悩んだほどに仕上がりがいい。厩舎によると過去最高の状態とのことで、鞍上のM.デムーロ騎手とともに勝ちを獲りに来るか。(13)(14)の差し対決は見ものである。

(15)ダノンプレミアム。言うまでもなく、現在マイル最強の牡馬だろう。強い馬であることは間違いなく、川田騎手との人馬一体となった競馬は魅力的だが、56Kgを背負ったアーモンドアイから逃げ切れるかというところで、2着までとした。

以上の予想より、私の買い目は、

3連単フォーメーション(14)→(1)(7)(13)(15)→(1)(7)(8)(10)(13)(15)の20点と、ワイド(12)-(14)である。

お金に余裕のある方は、枠連フォーメーション(7)-(1)(4)(5)(7)を厚めに買うことをオススメしたい。

いわゆる本命馬が勝てない最近の競馬だが、今回ばかりは期待せずにはいられない。