軸はクロノ&ファンタジー/桜花賞

先週の大阪杯で、3連単を獲った。

勝っても負けても終わったレースは振り返らないタイプなので、頭の中はもう桜花賞のことでいっぱいである。

昨年はアーモンドアイという圧倒的な存在に、牝馬クラシックは大層盛り上がった。

今年はどんな馬が、どんなレースを魅せてくれるだろうか。今から楽しみな宇田川である。

4月となり、大学には希望に満ちた目をした新入生が吉田キャンパスを闊歩している。

正直まぶしくて直視できないのだが、サークルのビラを新入生に配る通称『ビラロード』で、ゴミ袋でビラを受け取る新入生や、未だ学ランで登校する新入生、物理学ガイダンスでノーベル賞を受賞した教授に食ってかかかる新入生など、今年も将来有望な若者たちが入ってきたぞという噂を聞く。

数年後、私のように死にかけの魚のような顔をして通学することにならないよう、充実したキャンパスライフを送ってほしい。

桜花賞の予想をしよう。

軸は(4)クロノジェネシス、(15)ダノンファンタジーの2頭だ。

クロノは派手な血統ではないが、実力は相当のものだ。阪神JFではダノンファンタジーに半馬身差をつけられたが、今回はいい枠を引いたし、鞍上の北村騎手も絶好調だ。つい応援したくなる馬というのがいるが、まさにこの馬はそれだろう。

ファンタジーは圧倒的な存在だ。無理のないローテーションで、確実に勝ちを獲りに来ている。新馬戦以降負けなしというのも、アーモンドアイを彷彿とさせるし、川田騎手との相性も悪くない。少し外枠すぎるようにも思えるが、この馬にとってはのびのび走れるこの枠が最適なのかもしれない。実力のほどを見せつけてほしい。

他の有力馬は以下だ。

(1)シェーングランツ。この馬にとって内枠は必ずしもプラス材料ではないが、最後の直線で外から差せる力もあるし、武豊Jの技量もあり、馬券圏内を狙えるポジションだろう。

(2)エールヴォアは逃げが予想されているようだが、個人的にはあまり前に出すぎず、好位でじっと耐えて、後半抜け出す競馬を期待したい。早々に逃げると他の馬とのスタミナの削り合いになるし、抜け出せるだけの瞬発力のある馬だと思うからだ。悪天候なら優勝まで。

(8)グランアレグリア。コンディションが良く、追い切りも文句なしの仕上がりだ。鞍上がルメール騎手なので、やや過剰人気するのではないかという気もしている。4カ月ぶりのレースであることを考えると、オークスあたりでの活躍を期待したい。

(14)ビーチサンバ。強い馬だがいまいち勝ちきれないという印象がぬぐえない。ただしそれは決してマイナス材料ではなく、馬券圏内は十分に期待できるということだ。3連単を買う者としては、この馬を外すことは絶対にできない。

(16)シゲルピンクダイヤは、競馬ファンからの人気が高い、愛される馬だ。前走のチューリップ賞2着と実力も持ち合わせており、和田騎手との相性も◎である。この馬はいつか重賞を勝つだろうが、それはもう少し先の話なのではないかというのが私の予想だ。

以上より、私の買い目は、3連単フォーメーション(4)(15)→(2)(4)(8)(14)(15)→(1)(2)(4)(8)(14)(15)(16)だ。

大阪杯で浮いたお金を転がしてこのレースを当てたら、いい加減この壊れかけのパソコンを買い替えようと思う。