本命は紅一点グランアレグリア!/朝日杯FS

何度かこのコラムでも書いたかもしれないが、我が家は古い一戸建てだ。

ネコと暮らすためにひとりで住んでいる。


実は意外とお嬢様育ちの私は夏、押し寄せる虫たち(主にG)におびえ、寒くなってきた最近、やっと人間らしい生活ができるとホッとしていた。

しかし、新しい問題が浮上した。あまりにも寒いのだ。

どれくらい寒いかというと、家の中で息を吐くと白い。それだけではなく、部屋のプリンターを動かそうと思ったら「室温が低すぎます」という聞いたこともないエラーメッセージで印刷ができなかった。


しかし、今日はいつにも増して冷えるなあと思い、軽い頭痛もあるので、今さっき体温を測ってみたら38℃を超えていた。

ロキソニンをチョコラBBで流し込み、うつぶせでキーボードをたたく私の背中には今、2匹のネコが座っている。

こんな目に遭っているのだ。絶対当ててやるという気持ちで今、予想をしている。


今週末の朝日杯FSは、先週の阪神JFが堅く終わったからか「荒れそうにない」という意見をちらほら聞く。

しかし私に言わせれば、1600mという距離に加え2歳という年齢、何が起きてもおかしくない。

万馬券が出た時、笑うのは私だろう。


有力と思う馬は以下だ。


(2)グランアレグリア。枠の良さとルメール効果、前走の良さも相まって1番人気が濃厚だ。唯一の牝馬ながら能力的にも光るものがあり、負ける理由を探す方が難しい。本命だ。

(3)アスターペガサスは、前走から格段に良くなっている。グランアレグリアに追走する形で好路をとれば、2着まで期待できる。

(5)マイネルサーパス。天候次第だが、芝が重くなればこの馬の血統が生きてくるだろう。そういった意味で外せない馬だ。

(6)アドマイヤマーズ、ダイワメジャー産駒に鞍上はM・デムーロ騎手と、こちらも期待できる馬だ。戦績も素晴らしく、4枠というこのレースには有利でない枠も跳ね返す力はあるだろう。ただ今回は(2)グランアレグリアに分がある。

(8)ディープダイバーは、2歳ながら6戦と経験豊富、かつ6レースすべて馬券圏内である。若干、器用貧乏な印象も受けるため、頭にはしづらいが、鞍上は川田騎手と心強い。馬券圏内を期待。

(11)ケイデンスコール。最近人気のロードカナロア産駒だ。私は個人的にこの馬と後述の(14)ファンタジストを推しているのだが、理由はその血統にある。2頭ともロードカナロア産駒ではあるが、この馬は母系にハーツクライを持つ。競馬ファンとしては、この堅くなりそうなレースに風穴を開けてほしいとつい願ってしまう。

(14)ファンタジストは母系にディープインパクトをもつ。まだ少し幼いところもあり、本当の実力がわからないというのが私の正直な評価だが、ロードカナロア産駒は冬に伸びるとも聞く。外枠の不利はあるが、マークの薄い武豊騎手は来る。


以上の予想から、今回の宇田川の買い目は、3連単フォーメーション(2)→(3)(5)(6)(8)(11)(14)→(3)(5)(6)(8)(11)(14)、3連複(2)(3)(5)(6)(8)(11)(14)だ。

応援の意味で、(11)ケイデンスコール単勝も買っておこうと思う。


今レースが終われば、いよいよ有馬記念である。勝ち癖をつけておきたい。