ノンコに夢かける!/チャンピオンズC

ジャパンCでのアーモンドアイの走りっぷりを思い返しているうちに、またG1レースが近づいてきた。

これから年末まで、毎週G1レースが続く。うれしい悲鳴と言いたいところだが、毎回本気で馬のことを考えすぎて、心臓に悪いような気もする。果たして有馬記念まで私の心臓は持つだろうか。


私の趣味は乗馬である。子供の頃にやっていたというのもあるが、馬に乗ることで少しでも競馬に強くなれるのではないかと思い、続けている。結果として、乗馬をしたからといって競馬に勝てたためしはないが、馬についていろんなことを知ることができた。


まず、馬はとても臆病な動物だということだ。

自分の方が100倍は大きいのに、目の前をネコが横切っただけで足を止めてしまう。

カラスが怖くて、後ずさりしてしまう。

小さいアブがお尻にとまっているのが気になって、走り出してしまう・・・などなど。


これまで、土のコースしか経験したことはないが、ただポコポコと歩いているだけの場合、馬は絶対に前の馬の足跡をなぞって歩こうとする。怖いからだ。大丈夫大丈夫と言い聞かせて、手綱をぐっと引いてやって、やっとまっさらな道を歩いてくれる。


乗馬クラブにいる馬は、かつての競走馬がほとんどだが、今はのんびりと歩くこの馬が、足跡一つないコースを駆け抜けていたんだと思うと、感慨深いものがある。


今週末開催されるチャンピオンズCは、JRAでは2つしかないダートのG1レースだ。今年は特に出走馬のレベルも高いため、予想は難しい。しかし、逆に言うと、万馬券のチャンスということだ。


有力馬は以下の通りだ。


(5)ノンコノユメ フェブラリーS以来勝ちがないが、勝てていないレースもしっかりと自分の競馬ができているし、末脚は伸びている。展開次第で優勝まで。


(9)サンライズソア 絶好調のモレイラ騎手が鞍上となっており、この馬らしくのびのびと走り切れれば、優勝も視野に入るだろう。


(11)オメガパフューム 前走のJBCクラシックではわずかに届かなかったが、上り3ハロンの時計は十分。いつもより少し前に出る競馬ができれば。


(2)ルヴァンスレーヴ 鞍上がM.デムーロ騎手ということもあって人気が高い。頭にしない理由としては、この馬はもう少し外枠の方が実力を発揮できるのではないかと思っているのと、まだ3歳ということで、経験不足を懸念している。


(7)サンライズノヴァ 実力のある馬だが、出遅れ癖が気になるところだ。そこが改善されれば馬券圏内までじゅうぶん期待できるだろう。


(1)アンジュデジール 前走のJBCレディスクラシックは優勝という見事な結果となった。関東ではなかなか結果が残せていないが、中京ではどうか。前走からの勢いに乗れれば。

(4)アポロケンタッキー ダートの小牧騎手は買いという格言(?)がある。内枠の人気薄馬ということもあり、穴党としてはおさえておきたいところだ。


以上より、私の今回の買い目は

3連単フォーメーション(5)→(2)(7)(9)(11)→(1)(2)(4)(7)(9)(11)と、3連複BOX(1)(2)(4)(7)(9)(11)だ。


ジャパンCは堅い展開となったが、今レースはどうなるか。

楽しみに日曜を待とう。