ミッション&クロノ、グレイシアに注目!/阪神JF

わたくし事で恐縮だが、人より10年以上遅れて、私にも思春期が来た。

自分でも何を言っているのかよくわからないが、そうとしか言いようがないのである。


そもそも私は女子校育ちで、街を歩く制服カップルを尻目に、異性の視線のない環境でのびのびと過ごしてきた。

女子向けの雑誌をめくればいつも、「先生にばれないスクールメイク」だの「ときめく香りのシャンプー」ばかりでイヤになってしまい、週刊少年ジャンプを毎週買っていた。

そもそも学校にお化粧をしていく必要などまるでないのである。わが母校の校則はそこまで厳しくはなかったが、みんな当然のようにすっぴんにヒザ下スカート、髪はうっとうしいので切ってしまうかひとつ結びにしていた。


そんな同級生たちも、大学に入り異性の目にさらされるにあたって、徐々にメイクやファッションが洗練されていき、彼氏だのなんだのとキャーキャー言うようになっていった。

私はと言えば、大学に入学してすぐに麻雀を覚えてしまったせいでそれどころではなく、髪を短く切り、中学のころ買ったダボダボのパーカーとジーンズ、コンバースのスニーカーを履き、リュックを背負って大学に通っていた。わりと高頻度で男子生徒に間違えられ、友人とゲイバーに行ったときには店長にスカウトされたこともある。


そんな私だが、今さらにもほどがあるが、最近妙にソワソワしてしまうのである。

かつては目もくれなかった少女漫画にときめいたり、化粧品を買ってみたり、毎朝髪の毛をブラシでとかしたり・・・・・・。

番組の収録にジャージで行こうとして止められた去年と比べても、格段の進歩である。


ちなみに、このコラムを書いている今、iPhoneから流れている曲はYUIの『C.H.E.R.R.Y』である。

カラオケの十八番といえば中島みゆきの『地上の星』だった私と本当に同一人物なのか、自分でも不安だ。


とにかくなんだかソワソワしてしまうのだ。


そんな思春期を迎えた宇田川が今週予想するのは、2歳牝馬レース、阪神JFである。

2018年はアーモンドアイが3冠達成、ジャパンCも圧勝と、牝馬の活躍が目立つ年となった。

3歳牝馬というのは実は競馬において『買い』な馬だ。とにかく斤量の有利が大きいからである。


来年『買い』となる牝馬を決める意味でも、今レースは注目だ。予想をしていこう。


(10)タニノミッションは、母ウオッカというだけで競馬ファンが前のめりになってしまうのではないだろうか。スタミナは抜群で、前走は調教が万全でない中での好走。今レース、調教もばっちり決めてきている。優勝候補だろう。

(9)クロノジェネシス。絶好の枠を引いたと言える。前走も文句なく、仕上がりもいい。前走は上がり32秒5の豪脚で牡馬をなで斬った。絶対に買いだ。

(11)ビーチサンバ。「今回は買わないでおこうかな」という時に来る、それが(私の中での)福永騎手である。おさえておきたい。

(4)シェーングランツは、前走アルテミスSで勝利、鞍上の武豊騎手も自信に満ちたコメントを発表している。外厩に出さない調教に少し不安があるが、買い材料の方が大きい。

(13)ダノンファンタジー、人気が予想される馬だ。この馬にとっては絶好と言ってもいい枠を引いたし、鞍上も買い材料だろう。馬券圏内はじゅうぶん期待できるが、勝つためには早めに馬群から抜け出し、脚を最大限使えることが条件になると私は見ている。

(16)グレイシアは、前走1番人気11着という結果となったが、勝てなかったのは内枠でもまれたことが大きいだろう。そういった意味で、今回の枠はいい。思う存分、ダイワメジャー産駒の走りっぷりを披露してほしい。


というわけで、今回の私の買い目は、

3連単フォーメーション(10)→(9)(11)(13)(16)→(4)(9)(11)(13)(16)、馬単フォーメーション(9)(16)→(4)(9)(10)(11)(13)(16)、3連複BOX(4)(9)(10)(11)(13)(16)だ。


未来の3冠牝馬がこの中にいるかもしれない。見逃せないレースである。