末恐ろしいアーモンドアイ/秋華賞

この間、女友達と集まって「人生の体力のピークは何歳だったか」という話をした。


一見、老女の集いかと思われるようなテーマだが、お肌の曲がり角も(おそらく)過ぎ、昔は大好きだった揚げ物食べ放題バイキングも、今行けば翌日の胃もたれ確実というお年頃である。最盛期は過ぎた・・・と思っても仕方なかろう。

最近いつ走ったか思い出すと、講義開始直前、京大構内で迷って吉田キャンパスの端っこから端っこまで走ったことだろう。ちなみに翌日に筋肉痛になった。


馬は人間より早く年を取る。

馬の年齢×4が、人間の年齢に相当するらしい。

つまり、3歳馬は人間で言うと12歳ということだ。

自分の12歳のころを思い出すと、確かに化け物じみた体力があった。昼休み、誰が1番早く校庭に着けるかという競争が流行ったのだが、2階の教室の窓から木に飛び移り、猿のように降りることでぶっちぎりの1位をもぎとっていた。徒競走でもダントツの1位で、ゴールテープを切っても走り続けるくらい、元気があり余っていた。


さて、日曜日に開催される秋華賞は、牝馬3冠をかけた女の戦いである。

しかし、ここではあえて女の戦いとは言わず、少女たちの戦いと言いたい。

なぜなら彼女たちはまだ3歳。元気いっぱい、走るのが楽しくて仕方ないという、その無邪気な表情も込みで楽しみたいレースだからだ。


本命は言うまでもない。(11)アーモンドアイだろう。つい顔の可愛さばかりに目が行ってしまうが、実力は本物だ。

ロードカナロア産駒ならではのバネを生かして、桜花賞でも、距離が懸念されたオークスでも危なげなく優勝した。馬場が悪くてもスタートで出遅れても勝つ。末恐ろしい馬である。


では、ここからは馬券圏内を期待できる馬を予想していく。


まずやはり(7)ラッキーライラックだろう。桜花賞2着、オークス3着と、今回も好走が期待できる。個人的には、この馬は大器晩成型なのではないかと思っているので、むしろ今後に期待である。

(13)ミッキーチャームは夏競馬で3勝し、まさに「仕上がっている」馬だ。北海道の洋芝で鍛えらえた脚で、もし重馬場なら1着まで狙える実力があると私は見ている。

(16)プリモシーンは実力のある馬。下手に内枠で揉まれず、アーモンドアイを見ながら外枠をキープできれば、鋭い差しを見せるだろう。北村宏ジョッキーは牝馬のエスコートがとてもうまいので、そこにも注目だ。

(2)カンタービレ。このコースで先行馬は少し厳しいかもしれないが、枠も良いし武豊ジョッキーなら馬券圏内に持ってきてくれるのではないかという期待から。


そして、穴党の私としては外せないのが、以下の馬たちだ。


(8)トーセンブレスは、差し馬有利のこのコースでは外せない馬だ。というのもこの馬、桜花賞、フラワーカップともに、上がり3ハロンのスピードはトップクラスである。前走は先行してしまったが、じっくり脚をためれば十分、馬券圏内まで見える馬なのだ。

(18)ダンサールを買う理由は3つ。1つめは前走内容の良さ、2つめはハーツクライ産駒であること、そして3つめは、鞍上がM・デムーロ騎手だから、である。穴党なら買わずにはいられないだろう。


以上から、私の予想は

3連単フォーメーション(11)→(7)(8)(13)(16)(18)→(2)(7)(8)(13)(16)(18)、馬単フォーメーション(11)→(8)(13)(16)である。

果たして、アーモンドアイの3冠なるか。無邪気な少女たちの走りが楽しみである。