香港国際競走、日本馬が好成績 ラヴズオンリーユーは海外G1で50勝目

香港国際競走は日本馬が2勝(ヴァーズをグローリーヴェイズ、カップをラヴズオンリーユー)、あわよくばともくろんでいた日本馬による4競走完全制覇はなりませんでしたが、カップではヒシイグアスが2着して日本馬のワンツー。勝てなかったレースでもスプリントでレシステンシアが2着、マイルでサリオスが3着という好成績を残しました。日本馬は本当に強くなったもんだなぁ、とつくづく思います。

これで日本馬は21年に海外で合計8勝(G1・5勝、G2・1勝、重賞以外2勝)を挙げました。これは16年の10勝(G1・5勝、G2・2勝、G3・1勝、重賞以外2勝)に次ぐ記録です。

ついでにつまらんことですが、ラヴズオンリーユーのカップ優勝は、日本調教馬による海外G1で50勝目(NAR所属のコスモバルクのシンガポール航空国際カップを含む)の区切りとなりました。

その最初は98年8月に森秀行厩舎、武豊騎手のコンビでフランスのモーリスドゲスト賞を制したシーキングザパールですから、約23年と4ヶ月での達成です。

単純な勝ち星の通算ならば、ラヴズオンリーユーは海外通算78勝目。実際に競馬場で見たレースは限られますが、筆者はそのほとんどの優勝シーンを映像なりで見ていることになります。ほんとにいい時代に当たったものだと感慨もひとしおです。

50のG1優勝はどれも印象深く、価値の高いものですが、その中でも筆者が特に強く記憶しているレースが以下の20レースです。どれがどうのという話を始めると年内いっぱいかかってしまうので、遠慮しておきますが、どれもとても素晴らしいレースでした。

・マルシュロレーヌによる21年のBCディスタフ

・ディアドラによる19年のナッソーS

・アーモンドアイによる19年のドバイターフ

・リアルスティールによる16年のドバイターフ

・モーリスによる16年の香港カップ

・エイシンヒカリによる16年のイスパーン賞

・ジャスタウェイによる14年のドバイデューティフリー

・ジェンティルドンナによる14年のドバイシーマクラシック

・アドマイヤラクティによる14年のコーフィールドC

・ロードカナロアによる13年の香港スプリント

・ヴィクトワールピサによる11年のドバイワールドC

・ダンスインザムードによる06年のキャッシュコールマイル

・コスモバルクによる06年のシンガポール航空国際カップ

・デルタブルースによる05年のメルボルンカップ

・ステイゴールドによる01年の香港ヴァーズ

・アグネスデジタルによる01年の香港カップ

・アグネスワールドによる00年のジュライC

・エルコンドルパサーによる99年のサンクルー大賞

・タイキシャトルによる99年のジャックルマロワ賞

・シーキングザパールによる99年のモーリスドゲスト賞

さてここで突然ですがみなさんに質問です。海外G1を制している有馬記念優勝馬は何頭いるでしょうか?

<1>2頭<2>4頭<3>6頭

正解は・・・・・・

<2>の4頭でした。

その4頭とは19年のリスグラシュー(海外G1は19年のコックスプレート)、14年のジェンティルドンナ(14年のドバイシーマクラシック)、10年のヴィクトワールピサ(11年のドバイワールドカップ)、そして05年ハーツクライ(06年のドバイシーマクラシック)です。

今年の有馬記念出走馬で海外G1勝ち馬はいませんが、海外G2ならディープボンドがいます。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2021年12月17日現在

東京・表参道のイルミネーション
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これが裏参道。JR千駄ヶ谷駅から代々木にのびる道です
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