来週末はいよいよ凱旋門賞、参戦予定“じゃないほうの馬”に穴馬が・・・

第100回目の凱旋門賞がいよいよ来週末に近づいてきました。17年から昨年まで話題の中心にあったエネイブルが引退したことで、今年はスポットライトを浴びる有力馬の数も増えているようです。今週はこれまで折に触れて取り上げた有力馬や前哨戦の勝ち馬以外で、凱旋門賞への参戦を予定する馬“じゃないほうの馬”のことを簡単に紹介しておきます。

この中に3連単や3連複の穴馬が潜んでいるかも・・・。

<じゃないほうの馬>

▼ラービアー(米産、牝4、父シーザスターズ、仏JC・ルジェ厩舎)

昨年の凱旋門賞馬ソットサスを送ったルジェ厩舎のエース牝馬。昨年はG1ヴェルメイユ賞でタルナワの2着に健闘、凱旋門賞は道悪を最後方から追い上げて5着。今年は4戦して2、2、2、1着。ドーヴィル競馬場の前走ポモーヌ賞(G2、芝2500メートル)はクリスチャン・デムーロ騎手とのコンビで鮮やかに差しきった。勝ち鞍はないが、芝の重~不良馬場は苦にしない。

▼シリウェイ(仏産、牡3、父ガリウェイ、仏C・ロッシ厩舎)

昨年は2歳G1のジャンリュックラガルデール賞に優勝。その後、米国のBCジュヴェナイルターフに参戦(5着)した。今年はフランス国内で3戦して2着2回。6月の前走仏ダービー(G1、芝2100メートル)では、勝ったセントマークスバシリカに1馬身4分の3差の2着に健闘。重~不良馬場で4戦2勝、2着1回。

▼メアオーストラリス(愛産、牡4、父オーストラリア、仏A・ファーブル厩舎)

今年はパリロンシャン競馬場で2戦1勝、2着1回。5月の前走ガネー賞(G1、芝2100メートル)を差し切った。一昨年の凱旋門賞騎手のピエール・シャルル・ブドーを主戦にしていたが、ブドーは婦女暴行容疑で起訴されて騎乗停止中のため、鞍上未定。重~不良馬場は4回走って1勝、2着2回。

▼アレンケル(仏産、牡3、父アドラーフルク、英W・ハガス厩舎)

ジャパンCに参戦したイキートスやイトウ、それに昨年の独ダービー馬インスゥープなどを送り、今年4月に急死したアドラーフルクの産駒。ひどい馬場だったG1パリ大賞でハリケーンレーンの3着。重~不良馬場で計4回走って2勝、2着1回、3着1回。良馬場の前走インターナショナルS(G1、芝2050メートル)はミシュリフに6馬身離されたものの2着を確保。ラブ(3着)に先着している。

▼モジョスター(愛産、牡3、父シーザスターズ、英R・ハノン厩舎)

デビューから2戦連続2着後、強気に英ダービーに挑戦。そこでアダイヤーの4馬身半差の2着。前走の英セントレジャー(G1、芝2900メートル)では勝ったハリケーンレーンから2馬身4分の3差の2着した。

▼トルカータータッソ(独産、牡4、父アドラーフルク、独M.ヴァイス厩舎)

9月のバーデン大賞(G1、芝2400メートル)の勝ち馬。アレンケルと同じアドラーフルクの産駒。昨年は独ダービー(G1、芝2400メートル)でインスゥープの4分の3馬身差2着に健闘、10月のベルリン大賞(G1、2400メートル)でG1初制覇を飾った。今年は7月のハンザ賞(G2、芝2400メートル)にも優勝している。道悪は2度走って2、6着。

9月24日現在の凱旋門賞前売りオッズは以下の通りです。

・タルナワ(牝5、父シャマーダル、愛D・ウエルド厩舎)3・0~3・5倍

・アダイヤー(牡3、父フランケル、英C・アップルビー厩舎)4・0~5・0

・スノーフォール(牝3、父ディープインパクト、愛A・オブライエン厩舎)4・5~7・0

・ハリケーンレーン(牡3、父フランケル、英C・アップルビー厩舎)5・0~7・0

・ラブ(牝4、父ガリレオ、愛A・オブライエン厩舎)5・0~26・0

・ティオナ(牝3、父シーザスターズ、英R・ヴァリアン厩舎)△7・0~17・0

・クロノジェネシス(牝5、父バゴ、斉藤崇厩舎)10・0~11・0

・ラービアー(牝4、父シーザスターズ、仏JC・ルジェ厩舎)10・0~26・0

・ミシュリフ(牡4、父メイクビリーヴ、英J&T・ゴスデン厩舎)▲13・0~15・0

・セントマークスバシリカ(牡3、父シユーニ、愛A・オブライエン厩舎)▲13・~21・0

・ディープボンド(牡4、父キズナ、大久保厩舎)17・0~21・0

・シリウェイ(牡3、父ガリウェイ、仏C・ロッシ厩舎)17・0~26・0

・メアオーストラリス(牡4、父オーストラリア、仏A・ファーブル厩舎)17・0~34・0

・アレンケル(牡3、父アドラーフルク、英W・ハガス厩舎)21・0~26・0

・モハーフェス(牡3、父フランケル、英W・ハガス厩舎)△26・0~34・0

・モジョスター(牡3、父シーザスターズ、英R・ハノン厩舎)34・0~51・0

・バブルギフト(牡3、父ナサニエル、仏M・デルザングル厩舎)▲34・0~81・0

・ブルーム(牡5、父オーストラリア、愛A・オブライエン厩舎)51・0~51・0

・トルカータータッソ(牡4、父アドラーフルク、独M・ヴァイス厩舎)51・0~51・0

・ジャパン(牡5、父ガリレオ、愛A・オブライエン厩舎)△51・0~67・0

※▲=回避濃厚、△=出否未定。(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2021年9月24日現在。

木曜付のパリターフ。1面は在仏の清水裕夫調教師でした
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弊社の三原くん。難関乗り越え凱旋門賞取材に行ってきます
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