ベルモントダービーで激突!ボリショイバレエとトウキョウゴールド

ニューヨークのベルモントパーク競馬場を舞台とする3歳限定のベルモントダービー(G1、芝2000メートル)が10日に行われます。

レース名が似ていて紛らわしいのですが、同じ3歳限定戦ながら3冠競走の最後に行われるベルモントSはダートの2400メートル戦。ベルモントダービーは19年に3歳馬を対象に再構成された東部地区の芝による3冠の初戦という位置づけで、13年までは芝1800メートルのジャマイカハンデキャップとして開催されていました。

今年は2冠目のサラトガダービー(G1、芝1900メートル、サラトガ)が8月7日に、3冠目のジョッキークラブダービー(G1、芝2400メートル、ベルモントパーク)は9月18日に行われることになっています。

ベルモントダービーがG1になった09年以降の主な勝ち馬にはG1・4勝で種牡馬として活躍中のオスカーパフォーマンス(父キトゥンズジョイ)やベルモントダービーから続くG1トラヴァーズSも制して、芝とダートでG1ウイナーとなったカソリックボーイ(父モアザンレディ)などがいて名馬の登龍門的なレースになっています。

今年の見どころはアイルランドから遠征するボリショイバレエ(牡3、父ガリレオ、A・オブライエン)と吉田照哉氏所有の伊ダービー馬でフランスの小林智厩舎が送るトウキョウゴールド(牡3、父ケンダルジャン)の激突です。

ボリショイバレエは5月9日の愛ダービートライアルS(G3、芝2000メートル、レパーズタウン)を6馬身差で圧勝し、英ダービー(G1)で1番人気に推された逸材。英ダービーは内から抜け出したアダイヤーの7着に終わりましたが、再び主戦のライアン・ムーア騎手の手綱で仕切り直しに臨みます。

一方のトウキョウゴールドは伊ダービー(G2、芝2200メートル)を4馬身差で完勝した勢いに乗って米国入り。小林智師は器用さがあって小回り(ベルモントダービーは内回りコースを使用)でのスピード競馬にも対応できると自信をのぞかせています。鞍上は騎乗停止中のクリスチャン・デムーロ騎手に替わって東海岸のトップジョッキーでベテランのジョン・ヴェラスケス騎手が配されました。

ニューヨーク地区は台風“ハリケーン・エルザ”の接近によって当日の馬場悪化は避けられそうもありません。良馬場を求めて渡米したボリショイバレエには逆風ですが、果たして結果やいかに。

◆ベルモントダービー(G1、芝2000メートル、10日=ベルモントパーク)

※馬番、馬名(父)、騎手、調教師

(1)パラッジー(パイオニアオブザナイル)T・ガファリオン M・キャッセ

(2)ボリショイバレエ(ガリレオ)R・ムーア A・オブライエン

(3)セーフコンダクト(ボーデマイスター)J・レッカーノ P・セルペ

(4)セイントフード(ムシャウィッシュ)J・ロザリオ T・プレッチャー

(5)ドゥジュール(テンプルシティ)F・プラ W・モット

(6)ハードラヴ(キトゥンズジョイ)M・フランコ J・トーマス

(7)トウキョウゴールド(ケンダルジャン)J・ヴェラスケス 小林智

(8)チェリスト(ビッグブルーキトゥン)J・ルパルー G・アーノルド2

(9)ヒデンエネミー(ガリレオ)L・サエズ S・アスムッセン

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績は2021年7月8日現在。

観てきました。すごく良かったです!
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「とくダネ!」小倉智昭さん来社です。
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