ロイヤルアスコット開催、木曜までに終了したG1・5レースの結果紹介

天候にも恵まれたロイヤルアスコット開催は木曜までのスケジュールを終えました。終わっている5つのG1レースの結果を紹介しておきましょう。

★クイーンアンS(6月15日、芝直線1600メートル、良、11頭)

優勝パレスピア(L・デットーリ騎手、J&T・ゴスデン厩舎)1分39秒18

2着ロペイフェルナンデス 1馬身2分の1

3着サーバスカー 1馬身

クイーンアンSは上半期の古馬のマイル王決定戦です。勝ったパレスピアは日本でもこの春G1ウイナー(NHKマイルCのシュネルマイスター)を送ったキングマンの産駒。ここまで9戦8勝で、唯一の敗戦はレース中に落鉄するアクシデントのあった昨年10月のG1クイーンエリザベス2世S(3着)だけです。6月10日に発表されたワールドベストレースホースランキングではレーティング125で世界の競走馬の頂点に立っています。ランフランコ・デットーリ騎手はロイヤルアスコット74勝目で、パット・エデリー騎手を抜いて単独2位に浮上(1位はレスター・ピゴット騎手の116勝)しました。

★キングズスタンドS(6月15日、芝直線1200メートル、良、16頭)

優勝オクステッド(C・ファロン騎手、R・ティール厩舎)59秒03

2着アレシボ 1馬身4分の3

3着エクストラヴァガントキッド 首

待機策をとった2番人気のオクステッドが残り200メートルで馬群中央を突き抜けて優勝。昨年のG1ジュライCに続くG1タイトルを手にしました。昨年の全欧チャンピオンスプリンターで、連覇のかかったバターシュは4着でした。オクステッドはジュライC優勝の快速馬メイソンを父に持つ5歳去勢馬。今年初戦となった2月20日のリヤドダートスプリントはコパノキッキングの7着でした。鞍上のシーレン・ファロン騎手は英リーディングジョッキーに6度輝いたキアラン・ファロン元騎手の息子です。

★セントジェームズパレスS(6月15日、芝1590メートル、良、13頭)

優勝ポエティックフレア(K・マニング騎手、J・ボルジャー厩舎)1分37秒40

2着ラッキーベガ 4馬身4分の1

3着バトルグラウンド 首

3番手を進んだ1番人気のポエティックフレアが残り400メートルでスパート。久々の良馬場に末脚が爆発、後続をちぎって夏の3歳マイル王に輝きました。2着はG1英2000ギニー3着、G1愛1000ギニーで4着したラッキーベガでした。ポエティックフレアはG1英2000ギニー優勝後、G1仏2000ギニーはのちにG1仏ダービーを制すセントマークスバシリカの6着。さらに6日後のG1愛2000ギニーは同厩舎のマックスウィニーの短頭差2着に敗れていました。ケビン・マニング騎手、ジム・ボルジャー調教師はともに13年のドーンアプローチ以来、このレース2度目の制覇です。

★プリンスオブウェールズS(6月16日、芝2000メートル、良、6頭)

優勝ラブ(R・ムーア騎手、A・オブライエン厩舎)2分06秒86

2着アウダーリャ 4分の3馬身

3着アーモリー 4分の3馬身

ライアン・ムーア騎手を鞍上に先手を奪ったラヴが、直線でもうひと伸びして優勝、年をまたいでG1〓(ビュレット)4連勝を飾り、大目標のG1凱旋門賞に向けて好スタートを切りました。4分の3馬身差の2着にBCフィリー&メアターフ優勝のアウダーリャ。1番人気が予想されたロードノースは馬場が乾いたことを嫌って出走を取り消しました。ブックメーカーは今年の凱旋門賞のオッズを4~5・5倍として、英オークスを16馬身差で圧勝したスノーフォールと並ぶ1番人気に掲げています。

★ゴールドC(6月17日、芝3990メートル、良、12頭)

優勝サブジェクティビスト(J・ファニング騎手、M・ジョンストン厩舎)4分20秒28

2着プリンセスゾーイ 5馬身

3着スパニッシュミッション 2分の1馬身

断然の1番人気に支持されたストラディバリウスは4着。イエーツ以来、史上2頭目の4連覇はならず。馬群に包まれて前の馬に乗りかかりそうになるなどスムーズさを欠きました。ランフランコ・デットーリ騎手にしては珍しいミステイクでした。勝ったのは直線手前で2番手に位置したサブジェクティビスト。先頭に立つと気持ちよく伸びて2着のプリンセスゾーイに5馬身差をつけました。サブジェクティビストは昨年のG1ロワイヤルオーク賞(芝3100メートル)の勝ち馬。今年初戦のG2ドバイゴールドC(芝3200メートル)を制していました。昨年の愛ダービー馬サンティアゴは7着、英ダービー馬サーペンタイン8着、メルボルンCに勝ったトワイライトペイメントは9着でした。

金曜にはクラシックを戦った3歳牝馬によるコロネーションS(G1、芝1590メートル)と3歳のスプリンターが覇を競うコモンウェルスC(G1、芝1200メートル)、開催最終日の土曜には4歳以上の快速馬が集まるゴールデンジュビリーS(G1、芝1200メートル)が行われます。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2021年6月17日現在。

グッド(モーニン)なんちゃって・・・
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愛犬の納骨してきました(泣)
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