ロイヤルアスコット開催、今年の注目レースは?

欧州競馬は早くも週明けの15日(火曜)から19日(土曜)まで英国王室主催のロイヤルアスコット開催が、アスコット競馬場を舞台に行われます。期間中に行われる重賞は19。そのうちG1は以下の8つです。

と、この時期は毎年同じことを言ってます(笑い)。

★ロイヤルアスコットG1レース日程

▼15日(火)クイーンアンS(4歳以上、芝1600メートル・直線)

▼15日(火)キングズスタンドS(3歳以上、芝1000メートル・直線)

▼15日(火)セントジェームスパレスS(3歳牡、芝1800メートル)

▼16日(水)プリンスオブウェールズS(4歳以上、芝2000メートル)

▼17日(木)ゴールドカップ(4歳以上、芝2000メートル)

▼18日(金)コモンウェルスカップ(3歳牡牝、芝1200メートル・直線)

▼18日(金)コロネーションS(3歳牝、芝1800メートル)

▼19日(土)ダイヤモンドジュビリーS(4歳以上、芝1200メートル・直線)

ロイヤルアスコット開催中は世界のホースマンのあこがれ。この開催で挙げる勝ち星は大げさではなく末代までの誇り。今年は1日につき最大1万2000人の観客を受け入れるとのことです。

女王陛下と同じエンクロージャーに入るには、それなりの手続きとドレスコードで赴かなければなりません。男性はトップハットとモーニング、女性の場合はワンピースと帽子、手持ちのバッグはA4サイズより小さなものに限られます。男女とも出身国の民族衣装での入場もOKです。

筆者も数回ですが、この開催に参加するためロンドンのホテルから正装してアスコット競馬場に向かった経験があります。衣装一式は市内の貸服店で調達(お店に行くと担当者がちらっと見ただけで、合うサイズの服、帽子、靴などを持ってきてくれます)。この時期はロンドンも蒸し暑く(雨の降ることもあり)、かぶり慣れないトップハットが、きつくこめかみを締め付けて、行きの車の中で倒れそうになったこともありました(笑い)。

この期間はテレビも連日中継があって今は自宅でも十分に楽しめますが、英国競馬らしさを味わうのなら、やはり現地での観戦でしょう。あの雰囲気は格別なものです。

前述には触れてませんが、ロイヤルアスコット開催ではデビューしてまだ間もない2歳馬の競馬も集中して行われます。重賞は1200メートルのG2コヴェントリーS、牝馬限定の1000メートルのG2クイーンメアリーS、1000メートルのG2ノーフォークS、牝馬限定の1200メートルのG2アルバニーSの4つ。リステッド競走は1000メートルのウインザーキャッスルSと1400メートルのチェイシャムS。後者は出走馬の両親のどちらかが1900メートル以上の競馬に勝っていることが条件となっています。

今年の注目レースを挙げておきましょう。火曜のクイーンアンSにはこれまで3つのG1勝ちを含む8戦7勝の古馬マイラー、パレスピアが出走します。水曜のプリンスオブウェールズSではドバイで世界をあっと言わせたロードノースと、ここをシーズン初戦とする女王ラブが激突。木曜のゴールドカップではストラディヴァリウスが、このレース4連覇に挑みます。金曜のコモンウェルスカップに出走するドラゴンシンボルは日本人馬主の所有馬。これまで5戦4勝の3歳牡馬です。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2021年6月11日現在。

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