英ダービー7着ロシアンエンペラーの下克上か、23日に香港チャンピオンズ&チャターC

15日に行われた米3冠競走の第2関門、プリークネスS(G1、ダート1900メートル、ピムリコ)は伏兵ロンバウアー(牡3、父トワイリングキャンディー)が3番手から抜け出して優勝しました。通算7戦3勝で、G1初勝利です。ケンタッキーダービーを逃げ切ったメディーナスピリットはかわされるともろく3着に後退、森厩舎のフランスゴデイナ(牡3、父ウイルテイクチャージ)は10頭立ての7着でレースを終えました。

3冠最後のベルモントS(G1、ダート2400メートル、ベルモントパーク)は来月5日に行われますが、ベルモントパークのあるニューヨーク州の競馬委員会は薬物使用の疑惑が持たれているバファート調教師へ出入り禁止を申し渡しているので、メディーナスピリットの出走は不可能に。ロンバウアーとプリークネスS2着のミッドナイトバーボン、ケンタッキーダービー3着入線のプリークネスSを回避したホットロッドチャーリー、エッセンシャルクオリティ(4着)あたりが優勝を争うことになりそうです。フランスゴデイナは予定通り、ベルモントSに出走しますが、プリークネスSの成績が足らず、日本での馬券発売は難しい状況になっています。

さて、23日には香港でチャンピオンズ&チャターC(G1、芝2400メートル、シャティン)が行われます。史上2頭目の香港3冠にリーチをかけていた香港最強ゴールデンシックスティが距離を嫌って、最終登録を見合わせたため、興味の焦点はぼやけてしまいました。まだだいぶ先の話ですが、同距離で行われる暮れの香港ヴァーズ(G1)に向けてチェックしておきたいレースです。

人気は昨年の覇者エグザルタント(セン7、父テオフィロ)に偏りそうですが、長距離部門もそろそろ世代交代の波が訪れる頃。筆者は香港ではまだ未勝利ながら、昨年の英国ダービーで7着し、3月の香港ダービー2着のダグラス・ホワイト厩舎のロシアンエンペラー(セン4、父ガリレオ)の下克上を予想しています。

★チャンピオンズ&チャターC(G1、芝2400メートル、23日=シャティン)※上から馬番、馬名(父)、騎手、調教師

(1)エグザルタント(テオフィロ)Z・パートン A・クルーズ

(2)グロリアスドラゴン(テオフィロ)C・ホー K・ルイ

(3)コロンバスカントリー(レッドウッド)J・モレイラ C・ファウンズ

(4)ロシアンエンペラー(ガリレオ)A・バデル D・ホワイト

(5)バターフィールド(セテンブロショビ)M・プーン C・シャム

(6)パンフィールド(ルッキンアットラッキー)K・ティータン A・ミラード

(7)タイムワープ(アーキペンコ)H・ベントレー A・クルーズ

(8)パッキングウォルサム(ウートンバセット)M・チャドウィク A・クルーズ

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績は2021年5月20日現在。

このままレガシーになってしまうのか・・・
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東京オリンピック開幕まであと2カ月!はやッ
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