愛ダービー2着タイガーモスなど目白押し/メルボルンC

11月3日は日本では門別競馬場と大井競馬場を舞台にJBC競走が行われ、南半球では伝統のG1メルボルンCが開催されます。

一昨年、昨年と日本で馬券が発売されたましたが、残念ながら今年の馬券発売はなし。新型コロナウイルス騒動が終息すれば来年は再び馬券発売がされる可能性が高いレースだけに注目しておいて損はないと思います。

人気になっている顔たちを見てみましょう(出馬登録、騎乗騎手登録の締め切りは10月31日の午後6時半)。

A・オブライエン厩舎のタイガーモスは愛ダービーの2着馬。9月に地元アイルランドで芝2400メートルのG2優勝で弾みをつけてオーストラリア遠征に臨んでいます。ハンデ52・5キロは恵まれています。

オーストラリアへの移籍初戦となった10月24日のG1コックスプレート(芝2000メートル)で初のG1制覇を飾ったサードラゴネットは英、愛の両ダービーを制したキャメロットの産駒です。昨年のG1英ダービーは1番人気でアンソニーヴァンダイクの5着。今年は7月のG1タタソールズゴールドCまで4戦連続で2着と足踏みを続けていましたが、新天地でいよいよ素質開花を予感させています。

牝馬のベリーエレガントは今年4月のG1クイーンエリザベスS2着馬です。その時の勝ち馬アデイブは、G1英チャンピオンSでマジカル、サーペンタイン、ジャパンなどそうそうたるメンバーを倒しています。ベリーエレガントは近走は10月3日のG1ターンブルS(芝2000メートル)と同17日のG1コーフィールドC(芝2400メートル)を連勝中。第2のウィンクスになるか・・・。

昨年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイクはここを目標に遠征しました。遠征初戦となったG1コーフィールドCはベリーエレガントの2着。トップハンデの58・5キロだけが心配事です。

プリンスオブアランは昨年のメルボルンC2着。前走のコーフィールドCは4着でしたが、勝ったベリーエレガントからは2馬身差。7歳になりましたが、展開がはまれば今年も上位を狙えそうです。

ヒュー・ボウマン騎手の騎乗停止で急きょサードラゴネットの手綱を取ってコックスプレートを制したグレン・ボス騎手はフランスからの移籍馬で人気のないスカイワードに騎乗する予定になっています。

★メルボルンC(11月3日、芝3200メートル=フレミントン)出走予定馬

馬名(父)ハンデ 調教師 オッズ

タイガーモス(ガリレオ)52・5 A・オブライエン 6・0倍

サードラゴネット(キャメロット)55・5 C・マー&D・ユースタス 7・0倍

ベリーエレガント(ゼド)55・5 C・ウォーラー 9・0倍

アンソニーヴァンダイク(ガリレオ)58・5 A・オブライエン 10.0倍

プリンスオブアラン(シロッコ)54・5 C・フェローズ 10・0倍

サプライズベイビー(ショッキング)54・5 P・プレスカー 11・0倍

ロシアンキャメロット(キャメロット)53・5 D・オブライエン 11・0倍

フィンシュ(フランケル)54・5 C・ウォーラー 15・0倍

アッシュラン(オーソライズド)53・0 A・ウォーラー 21・0倍

マスターオブリアリティ(フランケル)56.0 J.オブライエン21.0倍

マイアミバウンド(リライアブルマン)51・0 D・オブライエン 26・0倍

ニッカジャックカーヴ(ケンダルジャン)53・5 P・ムーディー 26・0倍

トワイライトペイメント(テオフィロ)55・5 J・オブライエン 26・0倍

ウォーニング(デクラレーションオブウォー)53・0 A&Sフリードマン 26・0倍

ペルサン(ピエロ)51・0 C・マー&D・ユースタス 34・0倍

アヴィリオス(ピヴォタル)57・0 J・カミングス 34・0倍

スティールプリンス(ナサニエル)53・5 A&S・フリードマン 34・0倍

ルドンデヴィ(ルロワデザニモー)52・5 A&S・フリードマン 34・0倍

サラセンナイト(キャメロット)50・0 D・オブライエン 34.0倍

シャバウ(パストアリアウ)50.5 R.ヒックモット34.0倍

スカイワード(キャメロット)52・5 T・バスティン&N・ヤング 34・0倍

トゥルーセルフ(オスカー)52・0 W・マリンズ 34・0倍(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2020年10月30日現在。

白石さんお疲れ様でした
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百年祭だそうです。おめでとうございます
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