“ニューヨーク馬券”で買う/ケンタッキーダービー

5日に行われるケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、チャーチルダウンズ)は最大の穴馬と見られていたアートコレクターがひづめを傷めて参戦を断念。伏兵候補と見られていたキングギレルモも熱発で取り消してフルゲート(20頭)を割る17頭立てになりました。

ケンタッキーダービー

(馬番)馬名(父) 騎手 調教師 オッズ

(1)フィニックザフィアース(ダイアルドイン) M・ガルシア R・ヘルナンデス 36・0倍

(2)マックスプレイヤー(オナーコード) R・サンタナJr. S・アスムッセン 15・0倍

(3)エンフォーサブル(タピット) A・ベスキッツァ M・キャシー 25・0倍

(4)ストームザコート(コートヴィジョン) J・ルパルー P・アートン 27・0倍

(5)メジャーフェド(ゴーストザッパー) J・グラハム G・フォーリー 26・0倍

(6)キングギレルモ(アンクルモー)出走取り消し

(7)マネームーヴズ(キャンディライド) J・カステリャーノ T・プレッチャー 15・0倍

(8)サウスベンド(アルゴリズム) T・ガファリオン W・モット 36・0倍

(9)ミスタービッグニュース(ジャイアンツコーズウェイ) G・サエス B・カルフーン 49・0

(10)サウザンドワーズ(パイオニアオブザナイル) F・ジェルー B・バファート 11・0倍

(11)ネッカーアイランド(ハードスパン) M・メナ C・ハートマン 43・0倍

(12)ソレヴォランテ(カラコンティ) L・パニチ P・ビアンコーヌ 29・0倍

(13)アタッチメントレート(ハードスパン) J・タラモ D・ローマンズ 49・0倍

(14)ウィニングインプレッション(ペインター) J・ロッコJr. D・スチュアート 52・0倍

(15)ニューヨークトラフィック(クロストラフィック) P・ロペス S・ジョセフJr. 20・0倍

(16)オナーエーピー(オナーコード) M・スミス J・シレフス 8・0倍

(17)ティズザロー(コンスティテューション) M・フランコ B・タグ 2・2倍

(18)オーセンティック(イントゥミスチーフ) J・ヴェラスケス B・バファート 9・0倍

人気馬はそろって外側に散ってベルモントSなど7戦6勝の大本命馬ティズザローは17番枠(キングギレルモの取り消しで16番枠)。サンタアニタダービー優勝のオナーエーピーが隣の16番枠(同15番枠)、B・バファート厩舎のエース、オーセンティックは大外18番枠(同17番枠)となりました。

先行して差しが身についてきて逃げにこだわらないティズザローはこの枠でも影響は少ないかもしれませんが、逃げにこだわるオーセンティックにはかなり厳しい枠順になりました。

トラブルがなければティズザローの優勝(2冠)の可能性はかなり高いとみています。オーセンティックの大外枠で相手はオナーエーピーが浮上してきました。G1サンタアニタダービーを勝った時と同様に3コーナーからまくる戦法がはまればティズザローを苦しめることになりそうです。

ダークホースに挙げたいのは本命馬と同じニューヨーク産馬のニューヨークトラフィックです。今年に入って5戦1勝、2着3回で、すべて3着以内を確保している堅実な末脚の持ち主。前走のG1ハスケルSでは逃げるオーセンティックの2番手を追走。直線に入ってライバルにいったんは突き放されましたが、ジワジワと盛り返してゴール手前で鼻面をそろえてゴールイン。結果鼻差で勝利を譲りましたが、粘り強い末脚は、チャーチルダウンズに向いています。

週中の雨で馬場状態がちょっと気になりますが、馬券が買える環境にあれば、少しひねってティズザローとニューヨークトラフィックを2頭軸にした“ニューヨーク馬券”をしこたま買いたいところです(笑)。

この週末はケンタッキーダービー以外に、欧州では凱旋門賞をめざすエネイブルが最終ステップとするオールウエザー重賞のセプテンバーS(G3、2400メートル)が行われ、週明けとなる6日には香港で新シーズンが開幕します。日本では週末に台風通過が予想されていますが、こちらの予報はどうか外れますように。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2020年9月4日現在。

いちごといぬ!
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いくらとうに!
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