ラブがレースレコード塗り替えVなど豪華な先週の結末

先週の海外競馬は豪華でした。土曜のG1英オークスは、エイダン・オブライエン厩舎で主戦のライアン・ムーア騎手が乗ったラブ(牝3、父ガリレオ)が後続をぶっちぎって優勝。エネイブルが保持していたレースレコードを塗り替えるおまけつきで英国の牝馬2冠を達成しました。

同日に行われたG1英ダービーは波乱の結末。6頭を送り出したオブライエン厩舎の中で人気のなかったサーペンタイン(牡3、父ガリレオ)が逃げ切り勝ち。2番手を追走したハリーファサットが2着、3着にも3番手を進んだアウラーンナヴィーアンが粘って絵に描いたような「行った行った」の競馬。1番人気のカメコは4着でした。勝ったサーペンタインに乗ったエメット・マクナマラ騎手はオブライエン厩舎の4、5番手のポジションにいて、初出場のダービーが今年の初白星。無欲の逃げが大金星となりました。

5日にフランスのシャンティ競馬場で行われたG1仏ダービーは英国から遠征したミシュリフ(牡3、父メイクビリーヴ)がゴール前で鋭く伸びて優勝。人気のヴィクタールドラム(牡3、父シャマーダル)は3着でした。勝ち馬のミシュリフは2月にサウジアラビアへ遠征。ダートのサンバサウジダービーに出て日本のフルフラットの2着だった馬です。

これに続いて行われたG1仏オークスは、ディープインパクトを父に持つファンシーブルーが、ゴール前4頭が横一戦になる混戦を制しました。鞍上はピエールシャルル・ブドー騎手です。ディープインパクト産駒の欧州クラシック制覇はこれで4頭目となりました。

同じ日に英国サンダウンパーク競馬場で行われたG1エクリプスSは、ガイヤースが逃げ切って今年3連勝。注目のエネイブルは2着、3着にジャパンで、ディアドラは5着でした。

木曜に発表されたワールドベストレースホースランキングの上位馬と、英国のタイムフォーム誌が週明けに発表している現在のレーティングは以下の通りです。タイムフォームレーティングの(p)は伸びしろあり、と認められた馬につけられる記号です。

【7月9日発表のワールドベストレースホースランキング(抜粋)】

ガイヤース(牡5)127

ストラディヴァリウス(牡6)125

アーモンドアイ(牝5)124

ロードノース(セン4)123

ビューティージェネレーション(セン8)122

コントレイル(牡3)122

ジャパン(牡4)122

ラブ(牝3)122

サーペンタイン(牡3)120

[最新タイムフォームレーティング(抜粋)]

ガイヤース(牡5)133

アーモンドアイ(牝5)129

エネイブル(牝6)129

サーペンタイン(牡3)124p

ラヴ(牝3)124p

コントレイル(牡3)122p

ミシュリフ(牡3)120

ファンシーブルー(牝3)114p

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績等は2020年7月10日現在。

ケーキばんざい!(その1)
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ケーキばんざい!(その2)
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