さあ10・2凱旋門賞 チームタイトルホルダーでまだ見ぬ景色を見たい

こんにちは。今週は、先週に引き続き10月2日の凱旋門賞に出走するタイトルホルダーの近況をお伝えしたいと思います。

21日にコワイラフォレの芝直線コースで5頭の集団と追い切りを行い、コンディションだけでなく、精神的な負荷をかけることができました。動きは申し分なく、非常に状態の良さが伝わってきて、とにかく躍動感がすごかったのが印象的でした。翌22日には人のスクーリングのため栗田調教師、塚田助手、そして私と3人でパリロンシャン競馬場の馬場、場所、動線などの確認を行うことができました。馬場は私がこれまで経験した中で最も軟らかさを感じる土壌で、芝の状態は良いのですが密集度が高く、土もより水分を含めば重くなるという感じです。これが過去の日本馬が苦しめられた馬場だと思うと、とても複雑な気持ちになりました。競馬場自体は、イギリスなどの競馬場と違い、とてもシンプルなコースだと感じることもできました。

今週はいよいよレースの週です。28日水曜日に主戦の横山和生騎手を背に追い切る予定ですが、2人の信頼関係がより強く結ばれると思うので、追い切り後の横山騎手のコメントを早く聞いてみたいです。ここまで本当に日々順調にすごせているので、今からレースを考えるとワクワクする気持ちです。このチームをサポートしてくれる方々はとても心強い人が多く、今後はイギリスからフランケルの装蹄を担当していた装蹄師さんも合流してくれます。獣医師さんも日本に縁のある方で、リスグラシューの母親を生産した牧場の家族、滞在厩舎の小林調教師らのサポートを受けながら過ごせているので、感謝の気持ちでいっぱいです。

これまで日本馬が勝つ景色を、誰ひとり見ていません。チームタイトルホルダーが最初にファンの皆さまと一緒に見ることができることを信じ、私自身はこのチームで見てみたいと思います。どうか皆さま、遅い時間の中継ですが生観戦していただき熱い声援を送ってください。その声は遠いパリに届くので、お願いします。(レースホースコーディネーター)

凱旋門賞に向け順調に調整が進められているタイトルホルダー
凱旋門賞に向け順調に調整が進められているタイトルホルダー
パリロンシャン競馬場を視察した時に栗田師(真ん中)、塚田助手(左)と一緒にパチリ 
パリロンシャン競馬場を視察した時に栗田師(真ん中)、塚田助手(左)と一緒にパチリ 
チーム・タイトルホルダーに届いたファンからのメッセージ
チーム・タイトルホルダーに届いたファンからのメッセージ
芝がきれいに生えそろったパリロンシャン競馬場 
芝がきれいに生えそろったパリロンシャン競馬場 
決戦の時を静かに待つパリロンシャン競馬場のスタンド 
決戦の時を静かに待つパリロンシャン競馬場のスタンド