<ホープフルS:追い切り>

2歳G1、ホープフルS(芝2000メートル、28日=中山)の追い切りが25日、東西トレセンで行われた。京都2歳Sの覇者グリューネグリーン(牡、相沢)は美浦ウッドで2頭併せ。5ハロン67秒7-11秒9(強め)を計時し、相沢師は「いいと思うよ」と短い言葉に力を込めた。

モカフラワー(古馬1勝クラス)を外に、3馬身追走の形でスタート。直線ではじわじわと加速して併入に持ち込んだ。今回は初の中山。それでも師は「そこもいいんじゃないかな。この間(京都2歳S)の走りをみても楽しみだよ」と問題はない。

完成形はまだ先にある。師は馬の緩さを指摘し、完成には時間がかかる馬だと話す。「それでもこれだけ走る。精神的にもうるさい馬ではない」と能力の高さにうなずいた。未勝利、重賞の2連勝から一気にGI馬へ。関東の素質馬の勢いに注目だ。

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