<阪神5R>◇29日◇2歳新馬戦◇芝2000メートル◇出走11頭
ゴールドシップ産駒のマイネルエンペラー(牡、清水久)が差し切り、デビュー勝ちを飾った。
昨年のオークス馬ユーバーレーベンの全弟という血統馬。中団追走から直線では最内を突き、上がり最速34秒0の末脚で1馬身4分の3差、突き抜けた。
鞍上の和田竜騎手は「キャンターの出かけは少しバタバタしているところがありました。ゲートは出たんですけど、スピードに乗っていけず。でも流れには乗れました。稽古でもしまいは切れていましたし、内もうまく開いてくれて、しまいもしっかり伸びてくれました。長いところが向きそうな性格です。まだ緩いところがあるので、これからが楽しみです」と、姉のような未来に期待していた。