<アイビーS>◇22日=東京◇2歳リステッド◇芝1800メートル◇出走8頭

チャンスザローゼス(牡、中内田)が単勝1・8倍の断然人気に応えた。勝ちタイムは1分47秒5。スタート直後は内のシャンドゥレールと併走する形で力みながらの走りだったが、最終的にはハナに立ち、同馬に2馬身差をつける逃げ切りだった。川田騎手は「(枠の)並び的に行かざるをえない形でした。能力の高さは間違いないのですが、コントロールが非常に難しいです。気を付けて育ててくれていますし、これからもさらに気を付けて育てていけたらと思います」と話した。昨年のセレクトセールで2億円(税抜き)で落札されたエピファネイア産駒の良血馬。来場していた藤田晋オーナーは「逃げると思っていなかったので想定外でしたが、勝ってくれて良かったです。買うときから期待の大きかった馬。(先週秋華賞を勝ったスタニングローズと同じ)バラ一族ですからね」と勝利を喜んでいた。

アイビーSは昨年、ダービー馬ドウデュースが制し、16年にはオークス馬ソウルスターリング、18年にはグランプリ3連覇のクロノジェネシスが制している。

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