<阪神5R>◇10日◇2歳新馬◇芝2000メートル◇出走9頭
良血グランヴィノス(牡、友道、父キタサンブラック)が、単勝1・3倍の断然1番人気に応えデビュー勝ちを飾った。
9頭立ての中団外めを追走。4角で前を射程圏に入れると、直線はじけて一気に先行馬を抜きさり1馬身半差。勝ち時計は2分3秒5、上がり33秒8は最速だった。
川田騎手は「素質の高い馬が無事に初戦を終えられた。何よりです。内容は学びがあり、先につながるレースができたので、順調に進んでいけたらと思います」と話した。
見守った元プロ野球投手の“大魔神”佐々木主浩オーナーは「期待していました。直線で外に出て上がってきた時は大丈夫だなと思った。シュヴァルグランに比べると、現段階でしっかりしている。まだまだ成長する馬です」と今後に期待していた。
半兄シュヴァルグラン、半姉ヴィルシーナ、ヴィブロスはいずれもG1馬で、佐々木オーナー&友道厩舎のタッグ。ゆかりの良血馬がデビュー戦を鮮やかに勝ち切った。