土曜札幌メインは北海道シリーズ最後の重賞、札幌2歳S(G3、芝1800メートル、9月3日)が行われる。20年1着ソダシ、2着ユーバーレーベン、21年の勝ち馬ジオグリフの3頭は3歳時にクラシックを制覇。出世レースになっている。

全兄に18年有馬記念を制したブラストワンピースを持つブラストウェーブ(牡、大竹、父ハービンジャー)が、無傷2連勝での重賞制覇を狙う。

7月の函館新馬戦は2着と首差の辛勝だが、3着は5馬身離した。540キロ近い大型馬で、2戦目の上積みがありそうだ。23日の函館での1週前追い切りは5ハロン65秒8-12秒9を計時して、その後札幌に移動。28日にはダートコースで4ハロン55秒6-12秒2を強めに追われてマークしている。

大竹師は「1週前追いは見ての通り、まだ重いかな。相手が準オープンの馬で、いいスパーリングができたと思う。まだまだ緩さがあるので、そういう意味ではまだ良くなる余地がある」と、大きな伸びしろを見込む。

鞍上は川田騎手の予定で、全兄とコンビを組んで19年札幌記念、20年AJCCと2つのG2を勝ち、19年凱旋門賞(11着)などの手綱も取っている。

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