土曜札幌メインは北海道シリーズ最後の重賞、札幌2歳S(G3、芝1800メートル、9月3日)が行われる。20年1着ソダシ、2着ユーバーレーベン、21年の勝ち馬ジオグリフの3頭は3歳時にクラシックを制覇。出世レースになっている。

エピファネイア産駒のシャンドゥレール(牡、国枝)が注目される。初陣を飾った6月の東京新馬戦は先手を奪って途中から2番手に控え、直線は楽に抜け出すセンスの良さを見せた。

今月中旬から函館のウッドと芝で乗り込まれ、23日のウッドでの1週前追い切りは5ハロン66秒4-12秒5(強め)。併せたプラチナトレジャー(古馬2勝クラス)に半馬身遅れたが、国枝師は「順調です。1週前追いは相手も動く馬だったけど、いい時計。十分じゃないかな。少し子どもっぽさも抜けてきたし、いいものを感じる馬。楽しみ」と、デビュー2連勝の重賞制覇に期待を持って送り出す。

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