<新潟5R>◇20日◇2歳新馬◇芝1200メートル◇出走17頭
岩田康騎手騎乗の1番人気ヴィアルーチェ(牝、奥村武)がデビュー戦を制し、単勝1・9倍の支持に応えた。やや重の馬場で勝ち時計は1分10秒8。フランスダービーなどG1・3勝を挙げ、16年の欧州最優秀3歳牡馬の父アルマンゾルはJRAでの産駒初勝利となった。
序盤は中団を追走。3、4コーナーで位置を上げて、9番手で直線へ。馬場の真ん中を力強く伸び、先に抜け出しを図ろうとしたサンタアナテソーロを差し切り、1馬身半差をつけた。
鞍上は「レースでは勝ったけれど、マイル以上の方が競馬がしやすいですね。牝馬で小さいけれど、どっしりとしていて落ち着いている。楽しみな1頭ですね」と今後の活躍に期待を寄せた。
奥村武師は「よく勝ってくれました。追走も厳しくて少し忙しかったですね。今後は様子を見て考えていきます」と振り返った。