<東京5R>◇19日◇2歳新馬◇芝1600メートル◇出走16頭

5番人気マイネルケレリウス(牡、奥村武、父ルーラーシップ)が差し切り、デビュー勝ちを収めた。勝ち時計は1分36秒1。

母は08年福島牝馬S勝ちのマイネカンナ。5→9→16番人気の決着で3連単は308万4890円と大波乱となった。

五分のスタートを切り、道中は馬群の中団できっちりと折り合う。直線で外に持ち出されると、ぐんぐんと脚を伸ばし、ゴール手前でトクシーカイザーを頭差捉えた。

鞍上の石川騎手は「内容がすごくよかったです。調教に乗せてもらった時に前進気勢がすごく強くて、それがレースで課題になるかなと思ったので、雑な競馬をするより馬混みで競馬をした方がこの馬の今後につながると思いました。直線に行ってすごくいい手応えでしたし、あとは弾けるだけでした。すごくいい脚でしたね。小さくても(410キロ)とパワーがあって小ささを感じないです。ばねがあっていいですね」とたたえた。

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