<中京5R>◇4日◇2歳新馬◇芝1600メートル◇出走9頭

来年のダービーを目指し、東西で2歳新馬戦がスタートした。

中京では、新種牡馬サトノダイヤモンド産駒の1番人気ダイヤモンドハンズ(牡、池江)が好位から抜け出し、世代の1番星となった。勝ち時計は1分35秒4。

好スタートからリズム良く好位の外を追走し、直線で福永騎手に追われるとしっかり反応。上がり最速タイとなる34秒3の脚で、2着スズカダブルに1馬身と4分の1差をつけた。

鞍上は「いいところで流れに乗れた。最後もしっかりかわしてくれた。芝の走りは良かったし、バランスのいい走りをする。距離はまだ全然足りないし、良くなるのはもっと先だと思う。その中で勝てたことは評価できる」とたたえた。

見守った池江師も「スタートを決めて好位を取れたのが良かった。レースでお父さん譲りのセンスのいい競馬をしてくれた。種牡馬の価値を高められて良かった」と高く評価した。

父は16年に菊花賞、有馬記念を制覇。同年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。18年有馬記念6着を最後に現役を引退して種牡馬入り。今年の2歳世代が初年度産駒となる。

ダイヤモンドハンズは父も管理した池江厩舎に所属。デビュー勝ちでいきなり親孝行を果たし、来春のクラシックへ順風満帆の船出となった

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