<京都新聞杯:追い切り>
京都新聞杯(G2、芝2200メートル、7日=中京)に向けて4日、すみれSを制したポッドボレット(牡、辻野)が坂路で追い切られた。軽快な脚さばきで4ハロン53秒7-12秒2をマーク。見届けた辻野師は「先週(4月27日)にしっかりとやっていますし、今日は感触を確かめる程度でした。牡馬らしく、どっしりした感じが出ていますし、以前より体力がついてきました。いい成長曲線を描いています」とパワーアップを感じていた。
前走のすみれSは2番手追走から上がり34秒4。レースセンスの良さが光った。師は「2走前に逃げて(他馬の)目標になったので、逃げない競馬をリクエストしました。ジョッキー(福永騎手)もうまく乗ってくれました」とうなずく。相手は強くなるが「スッと好位につけられます」という先行力を武器に、重賞初制覇を狙う。