<皐月賞:追い切り>

昨年の最優秀2歳牡馬ドウデュースが「日本代表」襲名を狙う。

走りやすいポリトラックとはいえ軽快そのもの。リズムをとるように小気味良く首を上下させ、6ハロン86秒4-11秒5で駆け抜けた。友道師は「リズム良くスピードを乗せる調教。1回使って間隔も1カ月なので、そんなに負荷を掛ける必要もない。本当に具合はいいと思う」と満足を口にした。

今秋の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=仏パリロンシャン)に登録を済ませた。挑戦実現へは、春2冠の走りが判断材料となる。トレーナーが「距離をこなせる体形になってきた。日本の代表として行けるような成績を残したい」と意気込めば、武豊騎手も「夢が広がるレースができれば」と思いをはせる。

名門と名手に育てられた優等生だ。皐月賞3勝のレジェンドは「総合点が高い。非常に乗りやすい馬。いろいろ対応ができる」と評価する。器用さを求められる中山2000メートルで持ち味が生きそうだ。秋への試金石となる第1冠。状態にも走りにも隙はない。

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