<中山6R>◇6日=中山◇芝1600メートル◇3歳1勝クラス◇出走10頭
1番人気のアバンチュリエ(牡、大竹)が2番手から抜け出し、昨年6月のデビュー戦以来の2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分35秒5。
スタートを決め、うまく折り合いをつけながら脚をためると、直線は鞍上のアクションに応えて伸び、逃げたソウテンをかわして勝負を決めた。
横山武騎手は「乗った感触は前回と大きくは変わっていませんでしたが、一番大きいのは距離でしょうね。前回は明らかに長いと感じました。ゲートが課題の馬でしたが前走、今回と良いスタートを切ってくれて心配もなくなりました」と確かな成長を感じ取った。
大竹師は「しつけの部分をしっかりやってきたし、調教では馬の後ろで我慢させた成果が存分に出た。前に壁を作らずに我慢できたのは大きいですね」と合格点を与えていた。
今後は馬の状態を見ながら、NHKマイルC(G1、芝1600メートル、5月8日=東京)出走を目指すことも示唆した。