<中山4R>◇16日=中山◇ダート1800メートル◇3歳新馬◇出走14頭
統一G1馬ホワイトフーガの初子チャプリ(牝、高木、父ヘニーヒューズ)が、直線で間を割って突き抜けた。勝ちタイムは1分56秒8。スタートを決め好位3番手に付けると直線は狭い進路をこじ開け、2着に5馬身差の圧勝でデビュー戦を飾った。
菅原明騎手は「調教から能力がありそうだと感じていました。まだ成長できるところがある段階ですが、それでこの勝ち方をしてくれましたからね。今後が楽しみです」と勝利を喜んだ。
母も手掛けた高木師は「調教ではモコモコしていましたが、実戦に行って燃えやすいようですね。しまいはいい脚でした。現状ダートのこのくらいの距離が合いそう」と、思い入れ深い血統での勝利に笑みを浮かべた。