桜花賞に続け! 吉田隼人騎手(37)が、須貝厩舎のステラヴェローチェ(牡3)で牡馬クラシック初戦・皐月賞制覇を目指す。

先週の桜花賞は無敗の白毛馬ソダシで勝利。デビュー5連勝でG12勝目を飾った。これにはジョッキーも「すべてがうまくいきました。時計の速い馬場がベストではないですし、思っている以上に走ってくれています」と笑顔。内枠を生かした好騎乗で完璧に愛馬をエスコートした。今年はすでにJRA30勝を挙げ、全国リーディング5位につけるなど自身も波に乗る。

皐月賞はソダシの僚馬ステラヴェローチェと初めてコンビを組む。この中間は5週連続で追い切りに騎乗し「まだトモの緩さはあるけど、雰囲気があって、いい馬です」と感触を深めている。吉田隼×須貝厩舎の“黄金コンビ”が牡牝クラシック制覇へ。「もう一発狙いますよ」と色気は十分だ。【藤本真育】

◆桜→皐月連勝 同一年の桜花賞→皐月賞を連勝した騎手は74年武邦彦(タカエノカオリ・キタノカチドキ)、75年菅原泰夫(テスコガビー・カブラヤオー)、77年福永洋一(インターグロリア・ハードバージ)、93年武豊(ベガ・ナリタタイシン)、19年C・ルメール(グランアレグリア・サートゥルナーリア)の5人。同じく調教師は41年田中和一郎師(桜ブランドソール・皐月セントライト。※この年は桜花賞が4月20日、皐月賞が3月30日)の1人しかいない。

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