日曜のきさらぎ賞(G3、芝2000メートル、7日)で2年目泉谷楓真騎手(19=本田)がタガノカイ(牡3、宮)で重賞初制覇を狙う。
前走1勝クラスは同舞台で逃げ切った。勝ちタイム2分1秒7は今回のメンバーで2位タイ。人気薄でも侮れない。
タガノカイとは4度目コンビとなる。初騎乗の昨年9月の未勝利戦は7着。「馬群の中だと本気で走らない」と感じ、次戦で逃げる競馬に舵を切った。「自分の判断です。もまれなければいい競馬をする」。以降は逃げ一本。今回もハナを主張するつもりだ。「少頭数だから(ハナに)行ける。馬場は絶対味方する。切れる馬の力が半減されると思う」。荒れ馬場を味方に逃げるが勝ち、を狙う。【網孝広】