土曜東京では牝馬限定の春菜賞(3歳1勝クラス、芝1400メートル、6日)が行われる。
注目は14年アルテミスS、15年チューリップ賞を制したココロノアイの初子、ルージュアドラブル(国枝、父ロードカナロア)だ。
4代母が87年の桜花賞、オークスを制した2冠牝馬マックスビューティ。3代母は2冠ともに3着だったマックスジョリー。昨秋東京の新馬戦は390キロの馬体で豪快な差し切りを決めた。国枝師は「放牧を挟んで馬体は増えなかったけど、同じ体重で出られそう。精神的に落ち着いているし、軽い分、切れ味がある」と評し、名牝系からまた大物の期待が高まる。