5日日曜の阪神5R新馬戦(芝1600メートル)で、コンヴェクトル(牡、友道、父ディープブリランテ)がデビューする。毎年のようにクラシックに有力馬を送り出す友道厩舎の、現2歳馬の初陣となる。

同厩舎からは、来週以降も注目の2歳馬が続々とデビュー予定。12日阪神の芝1800メートルには、ボレアス、カミノタサハラという重賞馬を全兄に持つヨーホーレイク(牡、父ディープインパクト)、19日阪神の芝2000メートルには同じくディープ産駒のレッドジェネシス(牡)がスタンバイする。

ヨーホーレイクは武豊騎手を背に、2日に1週前追い切り。Cウッドで6ハロン81秒2-11秒9という2歳馬離れした好時計をマークし、抜群の動きを披露した。友道師は「ジョッキーは素直で乗りやすいと言っていた。牧場から順調で、一番早くゲート試験も受かった。(500キロくらいで)フレームが大きいけど、ムキムキな感じではないし、兄姉の中では柔らかいと聞いている」と身体的、精神的にも高評価。調教の動きからも初戦から動けそうだ。

レッドジェネシスは1日に2週前追い切り。Cウッド、馬なりで6ハロン83秒3-12秒3をマークした。友道師は「体は柔らかすぎるくらいだけど、緩くなくいい柔らかさ」と大きな期待を寄せている。キズナ、ラキシスなどG1馬を輩出する父ディープ×母父ストームキャットの黄金配合で、鞍上はダービー2勝の福永騎手を予定。まだ2週前とはいえ、順調に調整されている。

16年マカヒキ、18年ワグネリアンとディープ産駒のダービー馬を2頭も出している友道厩舎。来年のダービーへ向けて、見逃せないラインアップだ。

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