<久野の2歳馬番付>

東西の有力厩舎には当然のようにセリ高額馬、良血馬が多数入厩する。POGでは、厩舎選択が1つの鍵になると考えている。それを踏まえて牡馬、牝馬それぞれ5頭の計10頭を選んだ。もちろん期待できる2歳馬をそろえてみた。個人的にはドゥラメンテ、モーリスの新種牡馬に注目している。評判の高いドゥラメンテ産駒スワーヴエルメと、モーリス産駒セブンサミットの牡馬2頭の指名は当然か。牝馬ではディープインパクト産駒サトノレイナスに期待度大。10頭の中に、来年のクラシックを制する馬がいることを祈る。

<牡馬5頭>

◆レイオブウォーター(牡、友道、父ディープインパクト、母ノーブルジュエリー)500キロを超え、ディープ産駒にしては大型馬。ポテンシャルは高く、息の長い活躍で6勝を挙げた母の産駒は、堅実に走っている。

◆トーセンアラン(牡、池江、父キズナ、母アドマイヤキラメキ)重賞3勝トーセンスターダムの半弟。19年セレクトセールでは1億3000万円(税抜き)の価格。クラシック向きの血統で、夏デビューの可能性がある。

◆スワーヴエルメ(牡、堀、父ドゥラメンテ、母アイムユアーズ)18年セレクトセールで1億8000万円(税抜き)の高額。スピード感十分でポテンシャルの高さは間違いなし。サンデーサイレンスとキングマンボの3×4のインブリードも注目される。

◆セブンサミット(牡、石坂正、父モーリス、母シンハライト)母は16年のオークス馬。初子ながら馬格がある。跳びが大きく、生産者、育成先のノーザンファームの評価は相当高い。

◆グレナディアガーズ(牡、中内田、父フランケル、母ウェイヴェルアベニュー) 母は米G1勝ちなど北米7勝を挙げた快足馬。父は日本の馬場に適性がある。筋肉質の馬体で既にゲート試験に合格。7月デビューを予定している。

スワーヴエルメ
スワーヴエルメ

<牝馬5頭>

◆サトノレイナス(牝、国枝、父ディープインパクト、母バラダセール)弥生賞ディープインパクト記念を勝ったサトノフラッグの全妹。入厩後は乗り込み量豊富で、動きの良さも目立つ。7日東京の芝1600メートルでデビュー予定。師の期待は高い。

◆ルナベイル(牝、藤沢和、父ハーツクライ、母ピラミマ)G1・2勝スワーヴリチャードの全妹。ノーザンファーム空港での坂路調教では、バネの利いた走りを見せている。

◆リエヴェメンテ(牝、萩原、父ドゥラメンテ、母ヒルダズパッション)半兄に米G1・2勝ヨシダ、半姉に日刊スポーツ賞シンザン記念勝ち馬サンクテュエールがいる。ノーザンファーム空港で乗り込まれている。

◆フライングバレル(牝、安田隆、父ロードカナロア、母スピンニグワイルドキャット)重賞5勝ダノンスマッシュの全妹でスピードタイプ。全兄を管理し、ロードカナロア産駒で勝利を積み重ねる安田隆厩舎なら期待十分だ。

◆エリザベスタワー(牝、高野、父キングマン、母ターフドンナ)外国産馬。父は14年の欧州年度代表馬&欧州最優秀3歳牡馬で、母は独オークスを制覇した。大型馬だが重苦しさがなく脚力は確か。既にゲート試験に合格して1度放牧に出た。デビューはそれほど遠くない。

サトノレイナス
サトノレイナス
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