カナダで活躍する日本人の木村和士騎手(23)が4日、2年連続のカナダリーディングジョッキーを確定させた。

カナダ競馬(ウッドバイン競馬場)は8日、11日の開催を残しているが、木村騎手はこれまでに152勝を挙げ、2位のラファエル・ヘルナンデス騎手の121勝に31勝差。4日の開催を終えた時点で22年のリーディングジョッキーが確定し、表彰を受けた。

日本人で初めてエクリプス賞(北米競馬の年度表彰)の最優秀見習い騎手賞を獲得し、昨年はカナダのリーディングジョッキーに輝き、同国の最優秀騎手賞(ソヴリン賞)を受賞している。今シーズンは落馬負傷で3週間ほど戦列を離れた期間もあったが、昨年に続いて圧倒的な成績を残し、2年連続のリーディング獲得となった。10月には「クールモア」グループの共有馬で、アメリカを代表するトレーナー、チャド・ブラウン師が管理するルジールでEPテイラーS(G1)制覇を果たすなど、大レースでも存在感を発揮した。

今年の獲得賞金は北米で24位。「デイリーレーシングフォーム」電子版は有望株の木村騎手が26日から始まるアメリカ西海岸のサンタアニタ競馬場で騎乗すること、ファビアン・プラやジョン・ヴェラスケス、欧州から参戦するランフランコ・デットーリ騎手などと同じ舞台で競い合うことを報じており、さらなる活躍が期待されている。

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