アイルランドで行われているゴフス社の11月・当歳セール(ノベンバー・フォール・セール)で16日、ノーザンファームが3頭の当歳馬を落札した。

14日から17日の4日間で行われるセールの3日目、ノーザンファーム(名義は吉田勝己)はキングマン産駒の牝馬(母アシュアランス)を46万ユーロ、ブルーポイント産駒の牡馬(母ユーテニアを20万ユーロ)、アースライト産駒の牡馬(母アリスローズ)を9万ユーロで落札した。ノーザンファームがゴフス社セールで落札するのは3年ぶりになる。

キングマン産駒は母の1歳下の全弟が20年の仏2歳G1クリテリウムドサンクルー覇者ギアアップという良血馬。ブルーポイント産駒は一族にホワイトマズルがいる血統。アースライト産駒は近親に17年中日新聞杯を制したメートルダール、今秋の神戸新聞杯で1番人気(7着)に推されたパラレルヴィジョンがいる。

ノーザンファーム代表の吉田勝己氏は欧州でも所有馬を走らせており、今回落札された3頭が日本で競走生活を送るのかは不明だが、近年、同じゴフス社の当歳セールで同氏が落札した4頭はすべて日本で走り、4頭すべてがJRAで勝ち上がっている。

14年のバリングラ(8万5千ユーロで落札)はキャロットファーム所有で4勝を挙げ、17年のアルファウェーブ(15万ユーロで落札)は吉田勝己氏所有、18年のクインズムーン(2万8千ユーロで落札)はシルクレーシング所有で現在1勝クラスを走っている。19年に22万5千ユーロで落札されたダークエンジェル産駒マッドクール(牡3、池添学)はサンデーレーシングが所有。現在3連勝中で将来を期待されている。

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