秋の阪神開幕を飾るのは京都大賞典(G2、芝2400メートル、10日)。スプリンターズSをジャンダルムで制したばかりの名門池江厩舎が、2週連続の重賞勝利を目指して実力馬ボッケリーニ(牡6)を送り出す。

6歳の秋になっても進化を続けている。「春の目黒記念当時より今の方が口向きが改善されている」と森沢助手。若駒時代からの課題を徐々に克服している。ただ、その目黒記念も快勝だった。「僕は(2走前の)日経賞から担当したけど、あの時はいかにも休み明けという状態。それでも2着にきたことに若干驚いた。目黒記念の時は格段に良くなっていた」と地力の高さを再確認。今回は4カ月ぶりだが「前走と遜色のない状態」だという。

全兄は15年に宝塚記念と天皇賞・秋を制したラブリーデイ。池江師は「距離適性は弟の方が長め」という。今秋の長距離戦線をにぎわせそうだ。【岡本光男】

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