<凱旋門賞>◇2日=パリロンシャン(フランス)◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡牝◇出走20頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億円)

優勝したアルピニスタ(牝5、M・プレスコット、父フランケル)の次走にジャパンC(G1、芝2400メートル、11月27日=東京)が浮上してきた。レース後、所有するカーステン・ラウジング氏が明言している。

フランスギャロの公式ニュースがラウジング氏の談話を伝えており、氏は「(凱旋門賞を勝って)本当に喜んでいます。このような牝馬を生産できたことが信じられません。(冗談で)彼女はこの2年間でオーナー、調教師と同じように進化してくれました。まずは彼女が無事に自分の厩舎へ戻ることを第一に考えています。年内に再び走るのであれば、私たちはよく考えなければ行けませんし、ジャパンCとブリーダーズカップ(ターフ)を考えています。彼女は来年は(引退して)牧場に行く予定です」と次走候補に2つのレースを挙げ、年内引退のプランを語っている。

ラウジング氏はランウェイズスタッド(英国)のオーナーであり、同牧場にはディープインパクト産駒で仏ダービーを勝った種牡馬スタディオブマンがけい養されている。

フランケル産駒のアルピニスタは凱旋門賞の勝利で昨年4月から8連勝中。昨年のベルリン大賞、オイロパ賞、バイエルン大賞、今年のサンクルー大賞、ヨークシャーオークス、凱旋門賞でG1・6連勝となっている。参戦が実現すれば、大きな話題となりそうだ。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】