<凱旋門賞>◇2日=仏パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡・牝◇出走20頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億円)

今年も日本競馬の悲願達成とはならなかった。

国内G1・3勝を誇るタイトルホルダー(牡4、栗田)は11着、海外重賞2勝ステイフーリッシュ(牡7、矢作)は14着、2年連続出走のディープボンド(牡5、大久保)は18着、武豊騎手が騎乗したダービー馬ドウデュース(牡3、友道)は19着。日本から歴代最多となる4頭が参戦したが、いずれも2桁着順に終わった。

勝ったのは英国のアルピニスタ(牝5、M・プレスコット)でG1・6連勝となった。勝ち時計は2分35秒71。

▽タイトルホルダー(栗田師) 状態は良かったと思います。(レースは)思い切って(ハナに)行った結果ですので。残念な形にはなりましたが仕方ないです。横山和騎手も「自分の形でやれることはやりました」と言っていました。馬場もありましたし、別のタイプの馬を連れてくるとかしないと、しんどいのかなと思います。

▽ドウデュース(友道師) 馬場のせいにはしたくないですけど、やはり直前の雨がこたえました。(前走は)結果4着でもうちょっと頑張ってくれるかな、というのはありましたけど、すごく馬場も気にしてたということだったので、そういうのも影響したのかなと思います。今回は前回を使って馬の具合は良かったと豊ジョッキーも言ってくれましたし、こちらの予定通り凱旋門賞に向けて良い形でこられたと思います。(上がってきてからは)全身はドロドロでしたけど、息遣いとかはそんなにしんどそうではなかったです。木曜日にこっちを出発して日本に向かいます。帰ってから馬の状態を見て、次を考えたいと思います。今年の教訓を生かして今後も頑張ります。

▽ステイフーリッシュ(矢作師) (状態は)日本と全く違ってね、落ち着きがあるのでそれが走れる要因だと思っていましたし、状態面どうこうというのはないと思います。単に力負けだと思います。この馬場は分かっていることなので、それに対応できるような4輪駆動の馬、パワーがあって、スピードがあって。そういう馬を連れてくるように、これから努力するだけです。(枠も)20番だったから駄目だったとは思わないです。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】